2017-02-25

幼少時の自慰

今まで誰にも話したことないし、多分これからも一生誰にも話さない、別に重要でもないけどどうにも恥ずかしい記憶ってあるよね。

俺の場合は、幼少の頃から自慰がそれにあたる。


初めて発見したのは確か6歳の頃だ。

股間を出っ張りにこすりつけるとなぜか気持ちいい。それは6歳の少年にとっては大発見だった。

それからは股間をこすりつける場所探しの日々が始まった。

家の階段の手すり、バスタブ、ベッドの角、椅子etc……。

もう止まらなかった。毎日のように股間を至る所にこすりつけていた。

一丁前に脳内ランキングまでつけていた。

(確か、一位はバスタブだった)


これはハッキリと覚えているんだが、母親と一緒に入浴したとき、どうにもガマンができなくなって、俺は股間をバスタブに擦りはじめた。

そしたら言われたよ。

「それ、やめなさい」

ひどく冷たい声色だった。

それ以来、ああ、これはイケナイコトなんだと自覚し、こっそりと楽しむことにした。

しかも家だけでは飽き足らず、親戚の家や友達の家なんかでも、こっそりと席を外してスポット探しをする始末だ。

そしてこの趣味は10年続いた。


高校生になり、ちょうどインターネット一般に普及し始めたのもあって、俺は正しい自慰方法を知ることができた。

最初違和感があったものの、今ではきちんと手でしごいている。

でも、幼少から趣味が原因なのかは不明だが、現在の俺はとんだ早漏である

大体、1分もしごけば十分だ。

おかげで風俗にもいけやしない。

ちなみに未だ童貞だ。

女性器に入れたことはなくても、自分早漏かどうかはおおよそ把握しているものだ。


まあ、そんなことはどうでもいいか

俺が知りたいのは、「みんなそんなもんだった」のかどうかだ。

俺は多数派なのか?こんな話は誰ともしたことがないか全然からない。

別に重要でもないけど、今夜は何だか、そんなことが少し気になるんだ。

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