2016-12-11

サイバーエージェントのここがすごい

とにかく人の褌で取る相撲が強いということだ。

後追いが上手というか、既存ジャンル一般化するのが実にうまい

例えばゲームのヒット作だが、グラブルシステムのものは決して真新しいものではない。

FF風の絵柄と植松さんの音楽があるから、あれほど流行ったわけだ。

今なおユーザーの多いモバマスにしても、ゲーム自体楽しいと思っている人は極めて少数派だろう。

あのガワがあるからみんなやっているのだ。

からコラボとか言って似たようなゲームをやらされると、ガワに魅力がないだけで苦行と化したのである

デレステについてはよくわからないのだが、あの手のリズムゲームもすでにいくつか出回っていたので、

概ね同じことが言えると思う。

しろ特筆すべきは、オリジナルタイトルの神バハやガルフレがそこそこヒットした事実だろう。

システムは使い回しでも、均質のガワを制作する能力だけは間違いなく一流だ。

ただ、彼らが安定してヒット作を生み出せたかというと、そうではない。パクるゲームを間違えたり、

ガワの確保ができなかったり(特に子会社タイトルに多い。そこまで手が回らないのだろうか)、

運営がまずかったりするとどうしようもないクソゲーができてしまい、数か月であっさりサービス終了となる。

そういう失敗タイトルを見切るのがまた早い。

そもそも、一昔前に流行ったアメーバピグも、セカンドライフをはじめとするメタバースの流れをくんでおり、

軒並み爆死したあのジャンルキッズレベルにまで引き下げ、ブームを巻き起こしたことは称賛に値する。

それで何が起こっても責任は全く取らないというのがまたあの企業らしいが。

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