朝ドラ見ない層はわかんないんだろうが
昨今というか戦後の史実ものドラマ、映画、特に今にも続く朝ドラに言えることで
朝ドラのヒロインは必ずと言って良いほど「戦争はなんなのか、最悪だ」とアピールするシーンが入る。
「こんなのおかしいよ!なんで?こんな理不尽許されない!!!」と戦時中に言うのが朝ドラヒロインだったりする。本当に、毎回決まったように。
それはヒロインの特徴づけみたいに使われて、どれだけ普通の女性だとしても、そんなことを思って葛藤する。
(この世界~アニメで声を当ててる人は珍しい現代ものヒロインなので、そこを経験していない。)
ただ、これって多分現実のあの時代を生きていた人たちの普通の考え方では無い。
みな普通に日常に戦争を受け入れてたから、ああいう時代があったのだ。
朝ドラヒロインにありがちな部分が、この世界~のヒロインには無い。大多数のリアルな反応をヒロインたちがしている。
それが、多分評価されて「反戦を訴えかける映画ではない」という感想が生まれているんだと思う。
多分そう言ってしまう人って朝ドラとかを見てるんじゃないかな。
そうそう、朝ドラはそういうヒロインばっかりだと書いたけど記憶ではカーネーションのヒロインは違ったよね。
あれもあそこが評価されたんだ。
だけどNHKや脚本家は、やっぱりいまだにヒロインに反戦を叫ばせてしまうんだよな…時代はなかなか変わらない。
だけど、だからこそ、強烈に反戦メッセージがこめられていたりする。
もしかしたら、朝ドラのこういった価値観を変えるものなのかもしれない強烈さがあるほどに。
長々書いたが検索すると「あれを反戦ではないから良い!と言う人がいるのはおかしい!」って人ばっかりで「反戦ではないから良い」と言ってる人がほぼ居ない。
ツイッターって、そんなもんだよな…と思うのであった。
凡人にヒロインはつとまらんよ 時代に流されているだけの奴より、戦争は糞だと叫ぶほうが格段に勇敢で崇高だからな