2016-07-27

重度障害者安楽死の是非

基本的安楽死は取り入れるべきだと思っている。

少子高齢化のこのご時世、一人で生きることができなくなり一日の大半を他人の手を借りないと生きられなくなっていて、それでいて本人が「もう十分かな」「若い人の力を借りてまで生きるのは嫌だな」と思っているのなら、

安楽死した方がいいと思うんだ。

世話してる人も仕事自分のしたいことに戻れるし、

世話されてる側も他人申し訳ないと思いながら生きる人生を終わらせることができる。

少子高齢化若い人の働き手がどんどん減っているんだから未来のない人の世話に手間をかける暇があったら、経済活動に資してくれないと社会がどんどん衰退してしまう。

いや、どっちにしろ衰退はすると思うが、高齢者の世話にかけていた時間を他のものに使えることで少しは活発になれるはずだ。

から、世話される側がもういいよと思っているなら安楽死は賛成。年齢問わずね。

ただ、高齢者や若くして体が動かなくなった人などでそれなりに本人の意志がはっきりしてる人でなければ「安楽死」ができない。

安楽死には本人の意志必要から

リビングウィル契約とかも、健康ときに本人の意思確認したうえで行うものだ。

重度障害者場合他人の手間をかけてるという事実は変わらないのだけど、彼らにはもはや「迷惑をかけている」という自覚もなければ、「じゃあ死んだほうがいいな」という思考回路もないし、「死にたいです」と意思表示すらできないケースが大半だ。

重度障害者施設に入っているレベルというのはそういうレベルだ。

から残念ながら重度障害者安楽死は成立できない。

例の事件犯人安楽死安楽死言ってたけど、安楽死を選べるほど彼らは恵まれてないのだ。

自然界の動物安楽死は選べないだろうけど、自然界の動物ならば一人で生きられないものは世話されずに死んでいく。

人間だけは安楽死を選べない上に、他人がありがたくも世話をしてくれるものから、人的リソースを割かれて生かされていく。

ほんと、難しいよなと思う。とりあえず自分にできることはリビングウィル契約をしっかり用意しておくぐらいかな。

自分の親や旦那の親にも書かせたし、あとは自分

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