2016-07-01

階段下が異次元につながっていないことを嫁が理解できない

人生初の家を建てる。

身内や会社からの援助を受けまくって、やっとこぎつけた都内狭小住宅計画だ。

仕事で車が必要なので、自然駐車場ビルトイン(1階がガレージになって、2階がガレージ屋根に乗っかる都市部によくある形)になる。

そうなれば大体2階にLDKがきて、3階に寝室やら子供部屋やらを作るのが一般的な形だ。

狭いなりに収納など様々な工夫をしなくてはいけないのだが、いきなり表題課題に直面している。

嫁が言うのはこうだ。

2階から3階に上がる階段の段の中に収納をつけよう。

あとは、2階のリビングから出し入れできる階段収納も作ろう。

気持ちはわかるのだが、階段の下は空洞であり、下の階から階段のための天井スペースだ。

そこを収納で使ってしまっては、下の階から階段で上がることができなくなってしまう。

だったら3階までの階段を違うところに作ればいいんじゃない?というが、そうなれば2階まで上がる階段天井スペースが無駄になってしまうことになるので、どこかの壁を潰して収納にしてしまったほうが早い。

しかいくら説明しようとも、図解までして説明しても納得が行かない様子で、工務店不動産の人から説得してもらってなんとか納得をしてもらった。

すると今度は2階のキッチンに床下収納が欲しいと言い出した。

リビングが1段下がってて、そこに収納があったら素敵よね。とか言い始める始末だ。

こやつ全く理解ができていない。

床下は異次元にでもつながっていると思っているのではないだろうか。

本人はすごい発明をしてしまった気分でいるのだが、お前ができるような発明ならプロはとっくの昔にしているはずである

これもプロ主婦ばかり褒めちぎろうとするテレビの悪影響なのだろうか。

とにかく空間把握が全くと行っていいほどできない嫁とこれから設計を話し合わなくてはいけないとなると頭痛が止まない。

妻はとうとう、1階を広くするために駐車場ビルトインにしなければいいんじゃない?とまで言い始めた。

1階の広さを猫の額ほど広くするために、2階3階の広さをどれだけ犠牲にすればいいと思っているのか。

それ以上に、これまで決めてきたこととその苦労を全てなかったことにするつもりなのか。

これは間違いなく、建て終わった後も納得が行かない部分全てが僕せいにされる流れだ。

工務店不動産の人の反応を見ると、きっとこういうことは実によくあることなのだろう。

家族のために必死に働いて頑張って家を建てるというのに世のお父さんはあまりにも不憫だ。

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