廃棄食品が横流しされていた問題で、ココ壱が再発防止策を講じた記事に対して付いたブコメに割とスターが集まっているのに違和感があった。
というのも、はてなでは「労働に応じて適正な対価が得られるべき」という考えが主流だと思っていたからだ。
素直に考えると、ココ壱の作業量が増える→残業代等で従業員に適正に給与が支払われる→その分のコスト増は価格に転嫁してもやむを得ない、となるのでは?
と書くと「『はてなでは』とか主語がでかい」と言われそうなので、このブコメを書かれた方の過去のコメントを探してみた(この方に他意はないのですごく申し訳ないんだけど)。
サービス残業などという世界の非常識が野放しになっている限り、海外の人材は定着しないし、下手したら世界から非常識を責められる展開にすらなりうる。もう少し現実を見てほしい。
こういうのがあった。ただこの方は
中食は外食の半分程度のコストになるのだから、比較すること自体がナンセンスだと思う。具が軒並み150円以上という価格設定が高く感じるところだけ同意。
こうも言っているので、もともと「外食は高い」と感じていたのだろう。
スターを付けてる人も追ってみようとしたけどめんどくさくてやめた。
経営や食品業界には全然詳しくないので、給与-労働/コスト-値付けの関係性は、上で書いたような単純なものではないのかもしれない。
あとここまで書いて、「給料が不適当に安いから高価なものは買いたくない」という視点なら(ブコメの方がそうだと言いたいわけではない)、給与の適正化を訴えるのと外食のコストを憂うのは両立するなと思った。