昨日、税務署に行った。
損失分を3年繰り越しができることになったのを知ったのは割と最近になってからだった。
一応、電話してから税務署に行った方がよいと思ったので、先日確認の電話をしたら
「更正の手続きになりますので、証拠書類と印鑑を持って窓口におこしください。」
という回答だったので、暇ができたら早めに行こうと思っていて、それが昨日だった。
と言われたので、椅子に座って待った。
他に来客もないのに10分くらい待たされて、イラっとしているところにクボタさんという30代くらいの男性が現れて要件の確認をされ、また
「しばらくお待ちください。」
と言われたので、指示に従った。
「いろいろ検討しましたが、FXの損失計上については、確定申告時にしていただくことになっておりますので、更正の手続きはできません。」
とさらりと言われた。
「は?電話して確認したらできると言われたのでわざわざ来たんですけど」
と言ったら
全く釈然としないまま
「法律で決まっているのならしょうがないですね。分かりました。」
と言いながら、家に帰ってネットで徹底的に調べてやると思っていた。
家に帰ってネットで調べたら、更正手続きができないというようなページもあり、できるような通達内容のページもあった。
(どっちなんだよ。使えねーな。)
と思いながら、思いついたのが他の税務署に電話して聞いてみることだった。
他の税務署の税務相談室のヤノさんの回答も地元税務署の回答とほぼ同じだった。初めの回答は。
「私もあれから気になっていろいろ調べたんですよ。そしたらもしかしたら更正手続きができると解釈できる通達を見つけたんですよ。地元税務署には私の方から電話しておきます。後日地元税務署の方から電話がありますのでよろしくお願いします。」
という素晴らしい仕事ぶりだった。責任感と誠意と熱意が感じられた。
「昨日の話ではできないということでお伝えしていましたが、上部組織に問い合わせしたところ可能という回答でした。また税務署に起こしいただくもなんですので、郵送させていただいて返送していただくということでよろしいでしょうか?」
ま、対応はそういうことになるだろうと思っていたので、了承したがチクリと嫌味を言ってやった。
根拠条文はこれだ。
それにしても地元税務署の仕事のできなさというかなんというか・・・
ヤノさんに電話していなかったら「できません。」で終わっていたのだ。
やれやれ。