何かを変えようとするための論争は「メリットしか見ないバカvsデメリットしか見ないグズ」の戦い、といってほぼ間違いないだろう。
新しいことを推し進めようとする側ってのは、たいていそれによってなにか利益を得られる側にいて、とにかくそれを実現するためだったら他の犠牲なんか知ったこっちゃねーって論調が多いから。昔から猪武者とかいう言葉もある通り、目の前に落とし穴があると言われても耳をかさずに落とし穴を踏み抜くタイプ。
新しい権益を求めるが故に、わかっていてもポジショントーク張ってる奴も含まれるかもしれない。
メリットにも一応理解を示すような姿勢は見せるものの「そうは言っても」とか「それができれば理想的ではあるけれど」とかいいつつ、悪いリスクや責任論を気にして批判的な声を上げ、基本的に行動が遅い、あるいは、動くこと自体をしないタイプ。
こっち側には、既得権益にしがみつきたいが故に、わかっていてもポジショントーク張ってる奴も含まれるかもしれない
けど、どっち側にせよ、そんな絵に描いたような自覚的な権益主義者って、実際はそんなに多くないよな。叩く側がレッテル張ってるだけで。
最近の話で言えば、安保の話とかマイナンバーとか図書館とか原発とか太陽光とか、だいたいこれだよな。
なんでバランス取れないの?って思ってしまうが、たいてい極端に振れてる奴が「我こそは中道・正義なりっ」って思い込んでるから質が悪い。