飛び降りた後、病院へ行きました。私は、「少女漫画の主人公が窓に腰掛けているのを真似したら滑って落ちた」というバカみたいな言い訳をしました。母がそれを信じてくれたのかどうかはわかりません。
その後、ようやく覚悟を決めて学校へは行かないと宣言をして、1年ほど引きこもりをしていました。短期間で済んだのは、私が本格的に不登校を始めてから母が沢山勉強をしてくれたからだと思います。
後半の半年間は週に1回カウンセリングに通っていました。当初は母にほぼ強制的に通わされていて、私はかなり嫌でしたが、何度も通ううちにカウンセラーと話すことが楽しくなってきて、精神の回復に大きく役に立ったと思っています。あの時期に身内以外の第三者と会話をするということは重要だったと思うし、母も、文句を言う私に、毎週毎週多くの時間と心を割いてくれました。
その後は、親と離れて少し特殊な学校に転校しました。父はそういった「普通でないこと」に理解がなく、あのときの私といても良い影響はなかったと思うので、親と離れたことは正解だったと思っています。
高校時代にも悩みや不安はありましたが、受験や友人関係や男友達のことなど、通常の高校生の悩みだったと思います。
元々勉強が好きだったのと、趣味を仕事にしたいという思いがあったので、それを勉強できそうな大学を見つけ、運良く合格し、大学も特に問題なく過ごしました。
二階から飛び降りって、絶対死なないし痛いだけじゃないですか。 なんで二階から飛び降りたんですか?
もとより死にたいとは思っていませんでした。足をなくしたかったんです。 夏休みの半ばに、弟の友人がジャングルジムの上から落ちて足を折ったという話を聞いていたので、二階の窓...