2015-08-02

玄人言語至上主義disってもよい、という各ジャンルの風潮について

音楽: 歌詞

素人「やっぱ歌詞がいいよねーストーリー性やメッセージ性が高くて泣けるわー」

玄人素人さんは歌詞で聴いちゃうよねー(笑)音楽といえば歌曲、みたいな。おれらにとって歌は楽器ひとつにすぎないしなー。やっぱそういう訓練受けてないと歌詞にとびついちゃうよねー」

映画: セリフ(カッコつきの脚本

素人ストーリーにマジ感動しました。あのシーンのセリフで泣いた〜」

玄人映画とはフィルム運動である映画ストーリーはセリフではない。ゆえにセリフは極限まで削って『運動』で見せることが重要。説明セリフはクソ」

小説: 地の文セリフ

素人「感動的な演説説教、そして巧みな心理描写、泣けるわー」

玄人「は? なんでもかんでもセリフ地の文で直截的に言及するってはしたなすぎない? 人物造形ってのはセリフとかじゃなくて、キャラの行動やら人物以外の描写やらなんやらで『語る』もんなんだよ。わかんないかなー素人には。『何を書くか』じゃなくて、『何を書かないか』が大事なの。っていうかさ、そういう行動と描写の集積さえあれば、ストーリーすらいらなくない? むしろ邪魔じゃない、物語?」

アニメ:

素人「みくにゃんいいよね……」

玄人「わかる……きらりもいい」

素人「いい……」



増田は各メンタメのハードコアをささえる玄人のみなさんを応援しま

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