6/26の書き込みを最後に id:goldhead がネットから姿を消した。ツイッター、はてなブログ、はてなダイアリー、そして「ラーメンが獣臭い」はてなブックマーク。
くそ、おれには英語の本を読むなんてことはできねえ。おれが酒と躁鬱病でどうにかなっちまう前にとっとと出しやがれ、ちくしょうめ。おしまい。
ただ、いつ死んでもいい。おれはもう十分に生きた。好きな女と楽しい時間を過ごした。総火演も見た。オーボンヴュータンのケーキも食った。もう思い残すこともないのだ。ほんとうに、なにも。
ブログやSNSの更新がしばらく途絶えるなんて、ありふれたことだが、なぜ自分がこんなにも落ち込んでいるかといえば、彼はネットの誰ともやりとりをしない人だったからだ。連絡の取りようがない。分かることといえば「横浜市中区はじまったな在住」の「周辺的正社員」で、頭を黄金に染めていることくらいか。すばらしいコルナゴのロードバイクに今はもう乗っていないのだろうか? 横浜の路上ですばらしいソニーの一眼レフを構えてはいないだろうか? 二回り年上の美しい彼女の人は元気だろうか? はてな村の住人たちが全員で横浜を探し回れば、どこかの路上にでも泥酔したgoldheadさんが寝転んでいないだろうか?
おれが持っているコルナゴとかいうのはフルカーボンの室内用のコートとスボン掛けなので、盗まれる心配が少なくていいと思った。
わたしはあずにゃん。わたしはゼレノグラードとソーネチノゴルスクの中間、モスクワの北西40kmに位置するポヴァロヴォの、ロジェキと呼ばれる小さな村の近くにいた。
あるいはgoldheadさんは横浜市中区を出て、すばらしいコルナゴのロードバイクで走り出し、今はゼレノグラードとソーネチノゴルスクの中間、モスクワの北西40kmに位置するポヴァロヴォの、ロジェキと呼ばれる小さな村の近くにいるのかもしれない。UVB-76を通して、いつかgoldheadさんからのメッセージが届くこともあるだろう。そのときまで、お元気で。
絵を描いたり、詩を書いたり、歌を歌ったり、楽しい踊りを踊ったり。
異変は俺もなんとなく認識していたが、ツイッターもなのか。 いなくなってほしくない。 寂しい、悲しい。 「やりとりはしません」という彼のスタンスを考えたら、こんなトラバは野...
ブログが消されていないならまだいい。よもちかさんは全部消してしまって本当に悲しい
あんまり騒ぐとこっそり帰ってきづらそうだから、そっと待とうぜ。な。