授業で近代文学読んでると「あーうちのことだ」って思って冷静でいられなくなる
ひいおばあさんが死ぬまで本当に地獄で、ああやっとこれで楽になるんだ、みんな自由になるんだ…って思ってたけどそんなことなかった
おじいさんおばあさんが家長の座に移っただけだった
何も変わらないどころかもっと悪くなるばかりだ
不動産でお金を儲けて子供にはいい教育を、私立に入れて安心させて
そういうサイクルに乗ってきたことに自信を持ちたくて、孫にまでそれを期待して信じてるのを感じる
小さな頃からお墓まいりのときには「このお墓に入るんだよ」って言われてきたから私は婿をとらなきゃいけないんだーって思ってたけど、全く同じことをすでに母が強いられて焦って結婚して結局何もかもが破綻して、現状離婚すらできない最悪の状態だし
母は経済的に自立していくしかないし、でも好きな男の売れない居酒屋でバイトしてるし、私は母のこと大好きだけど客観的に見ればダメダメだし
私の婚約者は本当にいい人で立派で優しくて思慮深くてこれ以上の人いないって思うけど、彼はおじいさんおばあさんが望むようなタイプではもちろんない
今日も散々遅くまでおじいさんおばあさんに色々追い詰められて、久しぶりに吐き気がするほど泣いた
こういうことっていろんな家にあるのかな?うちだけじゃないんだよね?
おじいさんおばあさんと一緒にいると辛いって言っちゃえばその響きだけでもうヒトデナシだし
早く家を出たい
でもこの家を継いでお墓を守らなくては、そうしなければ祟られる気がする
一番かわいそうなのは母だ
ま、あと何十年かすれば死んじゃうし、そしたら遺産で母と妹とどっかに遊びに行きたいなあ
それまで歯を食いしばって耐えるしかない