お疲れ様。今はすごく大変だしショックな時だと思うけど、ご自身の言うとおりそれは病気の症状だから、どうかあまり気にしないで距離を持って事態を見られますように。
私も祖母が認知症になって、同居から終身介護のホームに入所させるまでを何とかこなしたけど、やってる最中は辛かったよ。気持ちわかる。
祖母も通帳の類をなくしては盗まれたと騒いでいた。本人は盗まれたと思っているので新しい通帳をさらに難解な場所に隠し、また見つからなくなるの繰り返し。
他にも、私が留守の間の徘徊防止に家のカギを増やしたら祖母から酷いと怒られるし(本人の気持ちを考えれば当然でもあるので、余計辛い)、閉じ込めるだけでは解決にならないので世話のために休職を求めたら上司に嫌味言われるし。自治体の介護担当の人に相談して、可能な範囲で手助けもしてもらったけど、思ったより可能な範囲は少なくて、まるで「あんたの家は手を差し伸べるほどの状態じゃない。その程度で泣き言言うな」とシステムに言われたようだったし(職員に、ではない)。もう、「私は本当に酷い孫で役立たずの社員で甘ったれの寄生虫市民なのかも…」と思ったりして、辛い。
それでも祖母にはそれなりの財産があって、完全に何も分からなくなる前にキャッシュカードの在り処と暗証番号を聞き出せたので、そのお金で良いホームに待たずに入れたのは恵まれていた。
まあ祖母からすればそれも、盗んでるのとほぼ変わらないだろうけどね。
ただ、ホーム入所して落ち着いてから考えてみると、祖母もかわいそうだなと思う。
認知症になったからって、初期段階では感情や意識まで鈍るわけじゃない。彼女の認識の中では、自分には全く覚えがないのに通帳が消えている状態なわけで、そりゃあ盗まれたと考えても不思議はないだろう。
私の祖母は元々はとてもしっかりした人で、自分で通帳をなくすなんてこと晩年まではあり得なかったから、その頃の意識のまま記憶だけが混濁したら、さぞ不可解で恐怖だろうと思う。
かわいそうだからと言って、結局は無理やりどこかに押し込める以外できないのがまた辛いところだけど。
ちなみにホーム入所後、最初のころは「家に帰る」と言っていた祖母だが、数か月もしないうちにホームになじんで楽しそうにしていた。
私自身は介護の時も、辛さやら色々な感情があって優しく接することが出来なかったけど、ホームの人は誕生祝いをしてくれたり寄せ書きをくれたり、とても良くしてくれるから。
こんな場所だけど、お礼を言いたい。ホーム職員の皆さま、いつもありがとうございます。本当に助かっています。
【登場人物】 ・母方祖母(後発難聴、他人とは筆談での会話になるが、自身は口頭で応答することができる) ・母方祖母の弟(祖母は5人姉弟、祖母は2番目、彼は5番目、だったと思う。祖母...
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それなんて私。 私の場合はその体験したの、20年前だけどな。
日本のビジネスマンは白人女性大好き!.. トラックバック(0) 職場にいる膝上20センチのミニスカの.. トラックバック(2) 身内の認知症はこうやって始まるのだ.. トラックバック(1) ぶ...
スマホ版だと見た目がかっこいい!
ネタとしては他人ごとではないが、もう少し手短に