なんというか日本人はあくまで内なる所属組織で生きてるんだけど、外国人は
「街」という外的世界で生きてるんだよね 。街の中に学校があり、企業があり、官庁があり
、歴史建築がある。そしてそこで学んだり働いたりする人が共存する「街」がある。企業で働いているとき
でも学校で学んでいるときでも「内」よりも常に見知らぬ人間同士が交錯する、「外」の世界の「街」という
その証拠に例えば、外国では日本のように学校の中で部活動や各種行事をあまりおこなわない。
それらは公的な地域が担っていくべきもので学校はあくまでも「勉強をしにいくところ」
と割り切っている。日本は子供は常になんでも一つの組織で済まそうとして、
学校の中で一日中過ごして何もかも内なる組織で、「知ってる人同士」で片付けようとする。
外の未知なる地域や公共で新しい人間関係を構築する機会を奪われている。
広場やカフェで政治議論を楽しんだり、知らない人と公園で夢を語る。
電車の中でアコーディオンを弾く芸術家おじさんに遭遇し会話を楽しむ。
そんな日常の中にある非日常が子供の成長を促したりすると思うのだが。
ところが、日本はそういう狭い社会組織の「中」or「内」に街をつくっている。赤の他人に冷たい