2013-12-11

官学民でアンケート交通整理をしないと、回答する方が疲れる

【11月18日の自分ツイート転載

★11月18日の日経面が面白い

 「非正規雇用数の統計数が統計によってバラバラ」が主テーマだが、

 「そもそも政府統計は各省がバラバラに実施して乱立し、横串が取れてない」と、

 日本統計政策そのもの問題点も指摘

民間との連携課題、と日経は伝えてる。

 例えば、政府実施する統計調査、似たような調査を、三菱総研とかニッセイ基礎研が実施してある。

 似た調査を複数機関実施するのはカネが無駄だし、調査が深くならない。

★類似調査を整理統合した方がいい、と言うのは、「カネが無駄遣い」と言うのも理由だが、

 それ以上に「回答者の回答疲れを防ぐ」効果の方が大きい。

 特に企業事業体相手じゃなく、個人相手のパーソナル調査だと、「いかに回答疲れによる回答拒否回避するか?」がカギ

★先日、自分が住んでる区役所から

 「我が区における保育育児政策の参考にしたい」としてアンケート調査依頼が来た。

 「未就学児を抱える家庭に一斉に」送付したらしい。

 8ページに渡る調査票で、回答する気無くした

★でも、先日ベネッセから似たような調査依頼があり、そっちは回答した記憶がある。

 多分、似たような調査を東京都厚労省文科省大学実施してる、互いに他の機関の調査実施事実を知らない

★つまり子育て世帯へは、複数の機関から、何の連携もなく、アンケート調査が舞い込んで来る。

 そうなると、子育て世帯的には「粗品が立派な調査機関のだけ回答し、他はボイコットする」となる。

 そうなると、調査機関はカネの無駄遣い、対象者は回答疲弊&拒否、何らいいことがない

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