電車やレストランなどの公共の場に始まり、デスクワークで作業に集中する仕事場、更には人と喋ってる時にまで平気で西野カナやドラクエかなんかの着メロをかき鳴らす。凝った奴になるとちょっとひとウケ狙ったような小寒い音を鳴らしてくる。お前それわざわざPCで編集してMP4に変換したの?って感じの。
で、そういう奴に限って大音量で人に聞こえるように、これ見よがしに音を鳴らしやがる。お前は映画館で周りに聞こえるように彼女に映画ウンチクを垂れるサブカル男子かっつの。
鳴った携帯の持ち主は「いや、これ向こうのタイミングでかけてきたもんだからさw俺が自発的に鳴らしたものじゃ無いっスw」みたいな顔で平然としているが、阿呆、んなこたわかってる。その着信という突発性のタイミングのものに乗っかって「俺のセンスバレました?」感を想定した自己演出が透けて見えるのが鼻に付くんだよ。
音をセレクトするセンスがどうこう言ってるんじゃない。着信音なんてものでセンスを勝負してくるセンスが痛々しいのよ。すでに。
ただまあ実際、何だかんだ言っても大事な着信を聞き逃す訳にはいかない。やっぱり何らかの音を出して着信に気付かなければならない。
で、昔マナー着信音っていうのありましたよね?シャーペンをノックする音とか咳をする音とかを着信音にしたもの。
ある程度の硬さのあるところに置いておけば振動音は大きくなるし、近くにいれば音は十分耳に入る。バイブの振動パターンも複数あるから周囲の音に紛れることもそうそう無い。そしてなにより、バイブに設定しておいたという事実が、周囲の人達に一種の気遣いとして捉えてもらえるかもしれない、というメリットもある。けっこうオススメ。
とりあえず公共の場で突発的に大音量の着メロを流す習慣はやめにしないか? 一種のDQN文化なのかね?DQN車から聞こえる大音量のトランス音楽もなんだか同じ匂いを感じるし。