■お見合いの意義

結婚なんて恋愛しかないでしょ、お見合いなんて信じられない、自由じゃない、

と思っていたが最近考え方が変わった。

親の目線で考えてみる。

自分の子供にある程度の幸せを保証しようとすると

相手にある程度の収入つまり最低限は相当の学歴が必要となる。

そしてもう一つはそれを維持できる肉体的、精神的な安定も必要となるだろう。

結婚前にそれらを評価するには詳しい情報とその出所の確かさが大切だ。

まず詳しい情報ははっきり言って世間的には「差別」（特に後者）とされなかなか入手しにくい。

（遺伝性疾患の親族があるかどうかなど）

また出所の確かさについては本人からですら危ういことはある。

（本人も聞かされてなかったりなど）

このような前提に立ったとき

親戚など身近な人間が責任を持って（出所の確かな）

聞きにくい内容をあらかじめ確かめており（詳しい情報）

そうして容姿も確認してから結婚を前提として

おつきあいをはじめるシステム＝お見合い、

という合理的なものが形成されてきたのだと思う。

さらにこれは感覚でしかなく、統計的なものはわからないが

幸せになるための重要な要素の高学歴者は

ある種の精神疾患になりやすさと相関があるため

事前に双方が成立することを確認することは

特に重要だと考えられていいるのだと思われる。

絶対に高学歴＝高収入でもないし、病は遺伝性のものだけでもないが

できるだけリスクを減らして

幸せになる確率を少しでも上げたいという

切なる親の願いと生活上の経験値が作り上げた合理的なシステムなのだと思う。

Permalink | 記事への反応(2) | 04:38

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