そう思うでしょう?
アニメ版のデジモンが デジモンの正史という風潮が 僕はもう悔しくって悔しくって・・・。
デジモンを出しに使った冒険ものなんですよ。 だってデジモンのよさを引き出してないもの
デジモンのことを僕は愛してました。 デジモンの中にある 穿った目線が好きだった。
もともと いろんなアレのパチモンとして世に生まれて、 その宿命を 真っ向からまっとうしている。そういうところに痺れた
たまごっちとか、動物園にしても 結局正体はマッドサイエンスでしょう
結局は人間様の都合に合わせて すき放題やってるに過ぎないのに パッケージだけは綺麗に取り繕って、正体はこうでしょ!
そういう摘発の側面・ユーモアが デジモンにはあった。 忌み子ですよ。彼は。 なんだか そういうところが愛おしかった。
ひと夏の冒険とか デジモンとの友情だとか、 僕には一切かかわりの無いことですね と。子どものころから思っていた。
まるでデジモンワールドが 妖精の国であるかのようなヌルさ。 パートナーデジモンにいたっては保護者。
ワクチン種 ウイルス種 とかいう要素も ただのいい奴悪い奴という描き方しかされてない。
そうではないのに ワクチンとウイルスとデータがいて、 それらが戦いながら 秩序を保っている。 そういう目線が欲しかった。
もっとさ 闇の部分に切り込んでくれよ と思った。 悪をただ悪いものじゃなくて
まだ やぶてんの Vテイマー01の方が デジモンらしさがある。
そういう見方をしていたから 細田監督がいたことには救われた。
細田監督は 根っこがマッドな方ですからね。(もっと前面に押し出せばいいのに ジブリ的なものになろうとせずに もっと根暗なもの作ってください)
デジモンアドベンチャーはでもなんだかんだいって好きなんですね。 ホエーモンが死ぬところで泣いた