上司と話していてふと思ったこと
俺は、世間一般から見れば優等生なんかじゃないし、宿題とかもどっちかっていうとサボりがちだった方です。夏休みの宿題は9月になってからやってたクチです。でもまあ、そんなんでも中学くらいまでは学年で上から10%くらいにはいました。
なんでって全然まったくこれっぽっちも勉強してないわけじゃなく、「好きな教科の勉強を好きなだけやる」ってやり方でもなんとかついていける程度には、学問ってやつが好きだったからなんだと今にすれば思います。
上司に「全然勉強してないって頭のいい人はいうけど、そんだけ勉強に時間割いていれば、まじめにやってる方だと思うよ。俺なんか、宿題は出すことが目的だったから、さっさと人のを写して終わらせてたし。でも、受験なり目標があれば、嫌だけど勉強はするわな」と言われて気づきました。ああ、いっそ勉強嫌いだと、「勉強は手段。目的のためには嫌々でもやらなきゃ前に進めない」と割り切れたのだなと。んで、目的のために意味のないことなら、多少ズルしてでもさっさと乗り切るのだなと。
で、リア充云々の話に移るわけだけれども、こういうタイプの人って、「話を合わせるためにドラマを見る」とか、「オリンピックはとりあえず情報収集しとく」だとか、そういうことを嫌々ながら(時にはダイジェストやまとめサイトを活用しながら)さっさとエッセンスを拾って達成しちゃうんですよ。んで、いろんな種類の人たちとうまく話を合わせながらキャッキャウフフできるわけです。
俺のように、「好きなこと、興味のわくことだけやってればなんとかなってきた」人間は、それこそオタク気質というか、行動基準が「それ自体が楽しいかどうか」にしか向きません。ドラマは面白いと思わなきゃ見ないし、オリンピックを見るのはあくまで見たい競技があるから(俺は冬しか見ない)です。
エンジニアという、わかりやすいウリのある飯の種のおかげで、正直今でも、好きなこと好きなようにやってればそれなりにお金稼げたりしちゃいます。これからも、その路線で云ったってそうマズい事態にはならないかと思います。
せいぜいが、嫁さんもらうのはこのまんまじゃ無理かなぁ…ということくらいか。オタク気質の人間は、好きなようにやってても、身近に親しくなる女性の一人や二人いる環境のうちに、未来の嫁さん固めといたほうがいいよ。