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いわゆる「ロボット戦争物」作品で核弾道ミサイルが使用されない理由を考えてみた。

1. 持ってない
   • 主人公達が核兵器を運用している組織に属していない。
2. 届かない
   • 敵勢力が遠く離れた別の星だったり異次元だったりするので撃つ意味がない。
3. 効かない
   • 敵側が(もしくは敵味方互いに)核攻撃を無力化するテクノロジーを持っていたり、もしくは敵自身が核攻撃に耐える超絶的な生命力を持っていたり。
4. 狙えない
   • そもそも敵勢力の本拠地がどこにあるのか分からない。
5. 撃てない
   • 保有はしてるが何らかの制約により使用出来ない(条約とか舞台が市街地だからとか人質がいるとか)。もしくは敵側も核を持っていて報復の恐れがある。
6. 存在しない
   • 敵勢力の攻撃等によって核兵器自体が作品世界から逸失してしまっている。
   • 作品発表当時は弾道ミサイル自体が実在しなかった。もしくは実用レベルではなく大衆からは強力な攻撃手段と認知されていなかった。

他に何かあるかな。

たとえばガンダムの場合は「届かない(ジオン公国があるサイド3は地球から最も離れたコロニー)」「効かない(ミノフスキー粒子)」「撃てない」あたりかね。

マクロスは「届かない」「狙えない(敵勢力は艦隊なので場所を決め打ちで撃っても回避される)」、マジンガーZは「持ってない」「狙えない」で他の全てが説明可能か。

鉄人28号は「存在しない」が有力だろう。第一作目の登場が1950年代だが、最初に実用化された弾道ミサイル登場は1960年代だったわけだし。そもそも核攻撃な必要な敵役が殆ど登場しないので「撃てない」もアリか。

エヴァンゲリオンは「撃てない(使徒は基本的に第三新東京市を目指してくるので戦闘はもっぱら人口密集地帯で発生するため)」と「効かない(核兵器級の威力を持つN2兵器直撃でもピンピンしてる)」。あと使徒側に限れば「持ってない」も適用出来る。

何だか突っ込みどころや不十分な部分が大量にある気がするけど、夜勤の暇つぶし程度にはなったのでよしとする。暇なら適当にトラバぶら下げてくれ。

Permalink | 記事への反応(2) | 02:00

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