http://anond.hatelabo.jp/20120722150432
息子/娘の卒業が危ぶまれる親御さんができることを考えてみた。
大学の学長は学内外の会議・打合せに忙殺されているので、個別学生の事情をわざわざ取り上げてくれるなどと考えないほうがいい。仮に学長の目に留まったとしても、多くの場合、学長は教員サイドの人間でもあるので、他の教員の評価に横槍を入れることを躊躇うことが多いだろう。
それよりはまだ、理事長への直訴の方が効果的だろう。ただし、予め理事長と昵懇になっていなければ、そもそも取り上げてもらえないだろうが。尤も、かなりのワンマン理事長であってさえ、実際にこんな話を持ち出せば事務局と教授会にそっぽを向かれるのは確実だが。
昨今は文科省が煩く指導するため、講義内容や評価基準を記述したシラバスを学期前に公開している。これを親子でじっくり読むこと。特に評価基準が重要。ここで
などを確認しておくこと。
上で出席が評価に含まれるかどうか確認せよと書いたが、仮に含まれないとしても、卒業が危うい学生に選択の余地はない。講義のある日は必ず学校へ送り出すこと。さらに言えば、この手の学生は大抵、学校に行くといって家を出ても遊びに行ってしまうことがよくあるため、学校まで送り届けることが望ましい。教室まで手を引いていって教員に引き渡せば完璧である。
当たり前だが講義前後に予習復習することが最も大切である。毎週課題がでるような講義ならばなおさらなので、特に課題をきちんと毎回提出しているかどうか確認すること。
上と関連して、大学の教務課を通じて教員に問い合わせれば出席状況などは教えてもらえる。月に1度くらいは確認すること。毎週やられるとさすがに辛いので勘弁してください。
ざっと思いついたところを書いてみた。こんなの大学生の親のやることじゃねーよという意見はもちろんあるだろうが、ここまでやらないとスムーズに卒業できない学生が相当数いるというのも現実なのである。他にも良いアイディアがあれば教えてもらいたい。