2011-11-12

フランス人に教えてもらった、史上最高レベルにウマい『ポトフ』の

このレシピは私(記者)がフランス取材中、あるフランス人シェフに教えてもらったもので、今でも寒い夜に作って食べています(※このレシピはかなり日本人用にアレンジされています)。

ってわけで、どのへんが日本人向けにアレンジされてるか考えてみた。

材料ポトフ

にんにく(丸まま)

ウィンナー

キャベツ

じゃがいも

にんじん

・玉ねぎ

・塩・胡椒

・コンソメ

パセリの茎

セロリの葉

ローリエ

・サワークリーム

ポトフっていったら牛肉野菜の煮込みというイメージですので、まずここ。

豚肉(特にハムや塩漬け豚肉、ソーセージなど)を使う料理はポテという。

ポトフでも間違いじゃあないんだが。

スキヤキ牡蠣の土手鍋も「ちゃんこ」って呼ぶようなもんで。

日本人牛肉よりウインナーほうが馴染みが深い気がするし。

それからクローブ必須のように思うけど入ってない。

ご飯との相性が微妙になるからかな?

コンソメ、まあフランス人も使うけど、ポトフみたいに肉!肉!たまに野菜!っていう感じの肉が多い煮込みだと使わないイメージ

魚のアラ汁を作る時に本だしを使うような違和感

■作り方

【1】お鍋にオリーブオイルを入れ、にんにく(丸まま)を炒め、その後、玉ねぎ、ウィンナーニンジンを順に入れ炒める。

【2】炒め終わったら、お鍋に水をたくさん入れ煮立て、コンソメ、パセリの茎、セロリの葉、ローリエ、塩コショウ(少量)を入れて煮込み、その後、ニンジンを入れ、さらに煮込む。

炒めない。というか炒められるような大きさではなく、肉は塊でドン野菜はせいぜい皮をむく程度。たまに2つに割る。皮さえ剥かない野菜もって感じなので。

一口大に切って炒めてから煮るのも日本人向けのアレンジだと思う。けんちん汁の技法かな?

【3】ぐつぐつ煮込み、ニンジンが柔らかくなってきたら、じゃがいもを入れさらに10分程度煮込む。

【4】「じゃがいも」も柔らかくなったら、キャベツを入れ煮込んで完成。最後に塩コショウで整える。

【5】お皿に盛りつけして、お好みで「サワークリーム」を入れる。

本来は3時間くらい煮込むと思う。

ここらへんも日本人向けのアレンジ

最後に皿に盛る直前まで塩を入れないのも、味噌汁技法じゃないかと。

http://sociopouch.files.wordpress.com/2011/11/potaufeu1.jpg?w=580&h=435

なんか野菜が多いのも日本人向けのアレンジだろうか?

フランス人ポトフというと、肉がメイン

それに、具は馬鹿かい

各自が勝手に切って食べる。

で、思ったんだが、フランス人に教わったレシピとしてこのレシピ晒すはいかがなものかと。

  • つか、日本の料理本にあるレシピでも普通ポトフは丸ごと&炒めないでそのまま煮るよね… アレンジし過ぎじゃないかそれ。

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