2023-11-12

都会の文化資本への対抗意識ネット芸術鑑賞してる

最近はじめたんだけど、これはマジでいいぞと思う

東京カスヤローどもが、「アテクシ、美術館ライヴのない生活は無理でしてよ!」とか抜かしてんのを見ると、なんかスゲ〜ムカつくので、じゃあ家の周りに美術館がねえこの俺が、キサマより美術音楽に詳しくなったるわ!という気持ちをもってのことです

やり方については詳述しねえ

なぜなら、都会人に武器を渡したくねえから

詳しくは言えねえけど、ある海外人気の高い大型SNS(って言ったらもう分かりそうだけど…)で、美術とか食とか旅行とか写真みたいな、そういう徳の高いコミュニティ(5chでいうところの板みたいなものがメインのSNSなので、タイムライン個人ではなくジャンルで作ることになる)をまとめたフィードを作って、それを毎日みる

カザフスタン旅行写真とか、デトロイトスタイルピザとか、マックスフィールドパリッシュの絵とか、Coq au vinっつうカッコいい上にうまそうなフランス料理とか、そういうもの知識毎日流し込まれ

マックスフィールドパリッシュの絵なんか、実際結構気に入った 名前を覚えるくらいに気に入った

冬の風景画の、明朝の深い青色の空の感じが非常に「わかる」感じで、大変よろしい

こういう風景、実際に目にして感動して、あとで見返そうと思って写真にとっても、ぜんぜん感動を切り取れないんだよな

絵で味わえるのはホントにありがてえ

今日見た中だと、秘密ですよ、Alex Colvilleという人のPacificって絵、これがマジで超カッコよかった

オーシャンビューの、開放的生活感のない部屋で、上半身裸の男が気だるげに海を見ている、のを後ろから見ているって絵なんだけど、なんといっても手前の机にぽつんと置かれた拳銃が目を惹く

この銃はなんなのか、既に使われたのか、これから使うのか?男は何者なのか?何を思っているのか?

男の方から上がフレームアウトしていて、表情なんかがまったく伺えないのもシブい

この絵にインスピレーションを受けた映画があるっていうのも頷ける話だ これはカッコいいよ

パシフィックって題名バッチリハマっている

いい絵を見ましたねえ!

実際、旅先で美術館行っても、あーこれモネなんだあ、モネって誰だっけ?マネ関係あるんだっけ?とか思って、ただ見たって事実に満足してしまって、画家のこととか個別の絵のエピソードなんて全然覚えないことが多い

まあそれはそれで贅沢なことで、非常に文化的であることは否定できねえが、しかし、東京野郎がそうしている間に俺は俺の組み上げた電子美術館文化資本を積み上げていくぞ

そんで、東京から来たんスよ、とのたまう野郎Tシャツを見て言うんですよ、「あれ?この絵ってコルヴィルの"パシフィック"じゃないですか!カッコいいですよねえ」とかってさあ!「えっ…ああ、このシャツですか?へー…そんな名前の絵なんだ、気にしてなかった」「あら、そうなんですか?残念、マイケル・マン監督がお好きだったりするのかなと思ったんですけど!」

ウゼー 書いてて嫌になってきた

こんな瞬間は訪れなくていいんだけど、しかし、カードとして切れるものが増えるのは嬉しい

カードとして切るっつうのはなにもマウントを取るだけのことじゃねえ 適当に行った美術館で偶然見かけた絵の青色に見覚えがあって、これはパリッシュブルーなんじゃねえの?!と思って作者名を見たら実際にそうで、ヨッシャ〜とか小声で言って、だれに共有するでもなく、ただマスクの下でニヤつきながら観光を続行、そういう瞬間に俺のもつカードは確かに切られているということになる

配られたカード勝負するしかねえので、インターネット美術館からカードを取り寄せるということになる

リアル美術館インターネット美術館、勝つのはどっちかな?

  • いいじゃんいいじゃん。オンライン美術館も各館あるから、そこから見つけるのもよいよ。解説文はページごとGoogle翻訳すればいいしね。 本当に推しな作品でてきたら、一回生で観に行...

  • いいね。この国は本当東京偏重だと思うわ。

  • 美術はそれでいいとして、音楽方面はどうするつもりなんだろう 音源と配信だけ聴くのかな

  • せっかくだからそこまで調べたなら現地に観に行けばいいのに 逆転現象みたいな話だけど大英博物館のミュージアムショップで扱われてたアート(レプリカ)がすごく気に入って調べた...

  • いい趣味だね

記事への反応(ブックマークコメント)

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