2020-01-17

チラシ裏レベルだが書き起こしておきたくなった。

私は25歳、都内で働く普通会社員。日々の仕事がつまらない以外はこれと言って問題なく暮らしている。

私は、私の家族に少しばかり問題を抱えている。父と母が数年前に離婚した。超のつく田舎自営業をする父と公務員の母は私が幼い頃から仲が悪かった。父方の祖父母実家のすぐそばに住んでいて、私がいえを出るまでは半ば二世住宅状態だった。両親がもめたときには祖母が父の肩ばかり持っていた。母は理解のない祖母にいびられ続け、父にないがしろにされながらも、家事を一手に引き受けて、働きながら私たち兄弟を育ててくれた。子供が皆進学を期に実家を出た時に、両親はその時を待っていたかのように、呆気なく離婚した。母は夜逃げ同然に実家を飛び出し、今はボロの木造アパートで独り暮らしをしている。

問題は、父親だ。彼は酷く独善的で、理詰めでは話ができない。彼が生まれから祖母の贔屓がもう60年も続いているせいか自営業社長をし続けたせいか、あるいはこの両方か、彼は子供の言うことなど聞き届けることはない。

もちろん、大学院を出るまでの資金を出してくれたことには感謝している。だがそれ以上のものはない。

父は、母を実家から追い出し、祖母に甘えて生きている。それでいてなお、「休みには実家に帰ってきて、家族を大切にしろ」と臆面なく私たち兄弟にのたまう。

イカれてんのか、と私は思う。

前述の通り、私の現状は父と全く異なる。生まれから60年間、家に帰れば両親がいた父。もう二度と、実家に両親が揃うことの無い25歳の私。私の育った家を、家事などひとつもできない父は完全に持て余していて、常にホコリだらけの状態だ。私の育った家は今や実家と名のついた空き家なのだ

父はこの空き家に"帰って"きて、父と祖父母を大切にしろという。それが私の「大切にしなければならない家族なのだという。

実家とは、家族とは、そういうものなのか?

私にはわからない。

私は父に従わなかった。実家に帰ることを避け、父の家族に関する要求をできるだけ感情的にならずにすむように、否定した。

その結果、私は勘当された。

葬式の便りも私には出さないというから、もうどうにもならないだろう。

私は子供として、十分に良い姿をしていたはずだ。公立学校へ通い、浪人もせず国立大へ進み、大企業で働いている。友人に囲まれ、私を悪人だと呼ぶものには出会たことがない。父を除いては。

私は家族などという下らない共同体が心底嫌いだ。

  • よかったなーとは無責任に言えないけどよかったな。がんばったな。父はいろんな人にそうやって接してきて、味方がいなくなる人なんだろうなと思う。祖母がいなくなればまた変わる...

  • お金を出してもらって言うセリフでは無い

  • お金を出してもらって言うセリフでは無い

    • 金さえ出せば親は何しても自由かね

      • 該当案件では普通に拒否出来たのでは? 受け取った理由は?

        • 資金についてでしょうか。 拒否する理由がないからです。

          • だが親父の依頼は拒否する理由があるの?なんで? 似た者同士なのでは?

            • そうは思いません。 父がこれまでの出費の対価として依頼をするというならお答えしますが、当人からはこの点に関して明確に否定されています。 資金を支払えば、どんなサービスでも...

              • サービスを受けたら対価を払わなければ犯罪だし 期待されるサービスが提供されなければ民事よね 契約なんて約束事なんて無いと言うのならば それはもうビジネスではないよね 愛とか...

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