2019-06-28

お笑い芸人営業騒動について思うこと。

スリムクラブも他で反社会的人物相手に闇営業していたとかニュースになっていますが、

これからお話はそれじゃなくてその前の宮迫さんとかが活動停止になった騒動のことです。

反社会的組織相手の闇営業騒動の原因ですが、それ以上に金銭は受け取っていませんよ。というウソをついたことが問題視されています

最終的には金銭授受があったことが発覚し活動停止処分となりました。

最初から認めていたとしても活動停止処分だったかもしれませんし、いまとなってはわかりませんが、少なくとも国民感情は違っていたものになっていたはず。

知らなかったなら仕方ないよね。的な意見ももっともっと多かったはずです。

ウソをついて、しかもそれが発覚してしまうという最悪のパターンとなった今回は、国民のみなさんがかなり厳しい目を向けています

知らなかったのもウソだろ!そんな風に思っている方も多くいらっしゃるようです。

そりゃそうです。

平気でウソをついたわけですから、知っていたかどうかの部分でもウソをついているかも……そう考える人がいても不思議ではありません。

今回の騒動で気になるのがこのウソの部分です。

金銭の授受はなかったというウソ

一番最初ウソをついたのは誰ですか?

登場人物は主にこの3種。

会社

上司

・部下

ウソをつくにいたるパターンも幾つかあると思うので書き出してみます

1.会社主導パターン

反社会的企業への闇営業が発覚し会社関係者を集め事実確認を行ないます

金銭の授受はなかった方向でいこう!と会社提案し、上司・部下一同はそれに従います

2.上司主導パターン

会社に発覚し事情聴取をされる前に、上司が部下に口裏を合わせるよう指示を出します。

金銭の授受はなかった方向でいこう!と上司が部下に提案し、部下はそれに従います

会社は口裏を合わせた報告を聞いただけで、真偽の程はわかっていませんでした。

3.各々自発的何となく口裏を合わせるパターン

特に示し合わせたわけではないけど、上司発言などを聞いた部下がそれに合わせて何となくウソをついたパターン

どれが真実かは知りませんけど、大きく分けてこの3つだと思うんです。

部下発信は?という意見をお持ちになる方もいらっしゃると思いますが、自分に置き換えて考えてみたら部下発信はあまり現実的ではないような気がするんですよね。

お笑い界は縦社会が厳しい。

今回の上司は大物。

その大物達がもらっていないと言っている中、部下が自分だけ金銭の授受はありましたとは言えない気がします。

ツイッターなど各々発言できる場はあったとしても言えますか?

上司達に従うしかないと思うのです。

本音は「知らなかったんだからそこは正直に言ってもいいでしょ!」と思っていたとしても……言えますか?難しいと思うんです。

オオゴトになった場合ダメージが一番大きいのは大物である上司の方ですからね。

会社主導の場合だったとしても、大物である上司を守る方向に全力を注ぐでしょう。

皮肉なことにウソをついたことでより大きなダメージをこうむることになってしまったわけですけども。

もし、もしですよ。

もし本当はウソなんてつきたくなかった。

正直に言いたかった。

と心底思っていた部下がいたとしたら……。

もちろん闇営業に行った自分達が悪いのは重々承知の上ですが、

何ともやりきれない気持ちになってしまうのです。

上司と部下では受け取っている金額も異なります

金額問題ではないとわかってはいますが、

もしそんな風に自分意見を言えず翻弄されたまま現在のような状況になってしまった部下がいたとしたら……。

震えます一般会社組織だって似たような状況はありえますから

なので、なるべくこう思うようにしています

上司も部下もみんなが、

「隠し通すぜ!へへっ。」

と思っていたはずだ。と。

そう思うようにしています

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