仕事もテキパキ終わらせ周囲からの評判も良く色んな仕事を任せて貰える。
ような気がする。
そう、「ような気がする。」
どこに行ってもデキる子扱いしてもらえるし頼りにしてもらえる感じあるし自分以外の選択肢もあるけど自分を選んで貰えている実感はある。
でも、その周囲からの期待に応えられている気が全くしない。
自分の仕事は行き当たりばったり。行き当たりばったりの上手さは定評がありそう。
ただ何の形にも残していないから、いざ自分の活動をまとめて発表しろって言われても何も言えない。
数年同じ立場で仕事しているはずなのに、自慢できる事例やがほとんど無い。
良い結果が残った時、なぜ良かったのかが記録されていない。
悪い結果になった時、どうして悪かったのか振り返りつつ、どこにも共有していない。
だから次も同じような結果になる。
そして上手くもみ消す、何事もなかったかのように振る舞うことだけは上手。
無理。
本当に「自分はこうすべきだ」と思っている方法をうまくやることが無理。
頭では分かっているのに普段の仕事はどうしても行き当たりばったりでこなしてしまう。
本当にこれで良いの?
誰がそれを判断してくれるの?
それは自分がよく知っている。
でもできてない。
「できてない。」
それが現状であり、今の自分の全てであって、自分から見た自分は「大してデキないやつ」なのだ。
そして悩む。
良い話も見つからない。
今度からはちゃんと意識して記録して、後から振り返りができるように仕事しようといつも思う。
でもできてない。できない。
周囲は出来る人が多く見え、周囲のおかげで自分は生きているのだと感じる。
もう無理。
マヂムリ・・・
しかし依頼されると何か良い話ができるのではないかと思ってしまう。
そして実際話をする。
このままで自分は良いのだろうか。
良い訳がない。
多分ない。
きっと、おそらくない。
でもこのままでも良いかもしれない。
正直よくわからない。
だから生きるのが辛い。
3月の仕事を終えれば息をついて休めると思ったら4月のやることも少しずつ決まる。
そしてまた目の前の仕事を頑張ってこなす日々が始まり、気づけば2017年も終わりに差し掛かっている。
そのタイミングでまた気づく。
「ああ、今年も何もできなかった。」
後悔をしている訳ではない、と思う。
過去の自分も今の自分も嫌いではない。むしろどちらかというとナルシストだと思っている。
でもこのよく分からない不安が途切れることはもうずっと長いこと無い。
これからも多分無い。
さっさと世の中総VR化されて全て妄想の中だけで生きられる時代になって欲しい。
あはぁ