2016-09-02

性犯罪は、被害に遭う女性にも落ち度があるのか?

私は『無い』と思う。

かつては私も女性は「夜遅くに出歩るくこと」「男性密室で2人きりになること(特にお酒を飲んでいるとき等)」等は避けるべきであり、万が一このような際に被害に遭ったときは本人にも落ち度があるのだと頑なに信じてきました。

もちろん、未然に防げる害は防ぐことに越したことはありません。

でも本当に悪いのは被害者ではなく加害者です。

女性夜遅くに出歩いていたからって、密室で2人きりだからって、お酒にだいぶ酔っていたからといって、襲っていい道理はないのです。

性犯罪ニュースを聞いて

夜遅くに出歩いていた女性も悪い』と思うのは、『女が男に襲われるのは仕方の無いこと』と心のどこかで思っている証拠です。

というか、“気をつける”にも限界がありますし、

どんなに“気をつけて”いたって被害に遭うときは遭います

先の高畑裕太事件でも『女性が一人で歯ブラシを渡しに行ったのがいけない』って意見を聞きますけれど

男性の方は自分の部屋に歯ブラシを届けた女性従業員を襲うのでしょうか?

女性の方は男性の部屋に歯ブラシを届けに行くときは襲われて当然だと思っているのでしょうか?

違いますよね?じゃあ悪いのは手を出した方ですよ。

ハニーとラップだかなんだか知りませんが、真っ当に仕事をしていただけなら従業員はやっぱり被害者しかないですよ。

ホテル側の安全配慮が~って意見もわからなくはないですが、そもそも女性に乱暴する男性がいなければなーーーーんにも配慮なんてしなくていいって話なんですよ。

(※この事件情報錯綜しているため、私自身も事件を正しく把握しているかは少し怪しいです。誤った記載があったらすみません


ここで少しだけ話の角度を変えます

“公正世界仮説(信念)”というものをご存知でしょうか?

http://matome.naver.jp/odai/2140460292523742501

http://psychmuseum.jp/just_world/

簡単に言うと、努力は必ず報われる、正しい人には良いことが起き、悪い目に遭う人には何かしらの落ち度がある、という考え方です。

正しく生きれば幸せになれる!世界平等!不幸になるのは因果応報!です

私たちは多かれ少なかれこの思想支配されています。でもこれって良い部分もあります危険なんです。

この思想だと事故事件に遭ったひとに『被害者にも何かしらの落ち度があったのでは?』と考えてしまますし、

何の落ち度も無い人間が不幸な目に遭うことを嫌います

不幸な事件に遭う人は、きっと生活態度や防犯意識問題があったに違いない、そうあってほしい、と願ってしまます

もし被害者に少しでも落ち度があれば「自分大丈夫」って思えますからね。

でもこれはあまり良くない考え方だと思います。少しでもこのことを知って欲しくてここに書きました。


あと、最初の話と公正世界仮説の話の両方になりますが、興味深いのでこのリンクも貼ります

https://twitter.com/Ahondaraunk/status/661876779351576576

同じ事件でも被害者プロフィールが変わるだけでこんなにも評価が変わるのですね、という話。

そしてこのアンケートの本当の怖いところは、どんな女性被害に遭っても『被害者が悪い』と投票する人が1割いるということ。

えーと…どういう人が被害に遭おうと『被害者が悪い』なんてことは少しも無いと思いますよ。

ていうか引ったくりやスリに遭ったって「お前だって悪い」って言われないのに何で性犯罪だけ「お前だって悪い」って言われるんでしょうね?

本当不思議

女性が叩かれやすく、被害者も叩かれやすく、そんな国だから性犯罪被害に遭ったら二重で叩かれてしまます

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん