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2014-01-24

バイラルメディア流行ってる。

facebooktwitterなどのSNSで共有したくなるようなコンテンツを掲載するメディア

例えば今日のこのサイトが良くまとまっている。

http://www.ikedahayato.com/20140120/2465849.html

AIDMA,AISAS,AISCEASって言葉10年前から言われているけれど、

顧客行動心理の科学によって、

作られるメディアも、その方向性多様化した。

特に

「共有したい」

という欲求はSNSの発生前から確かにあったはずだが、

SNSの発展と共に、より強くなったと思う。

バイラルメディアは、

より強くなった「共有したい」という思いにマッチさせたメディアだと捉えている。

メディア概念は広い。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2_(%E5%AA%92%E4%BD%93)

それを単に情報伝達の媒体と捉えてみる。

我々がメディアに触れる時、

どのメディアを選ぶかという取捨選択が行われる。

テレビを見るか、ネットを見るか、雑誌を読むか、本を読むかは勿論、

朝日を読むか、産経を読むか、2ちゃんを見るか、NEW23を見るかを含む取捨選択。

選択には趣向と用途という判断機軸があるが、

メディアに触れる時、正直なところあまりその基軸は意識しない。

少なくとも当増田は。

いずれにせよ欲求を満たすという点では共通項があり、

欲求のままにメディアに触れている気がする。

強い欲求がメディアに触れるという行動を促す。

さて、

共有したいという欲求だけ過剰となり、

社会科学的現象でバイラルメディアが成長すると、

共有のしたさに偏向したコンテンツ主体としたメディアが世を席巻しうる。

そこでは政治経済社会、あるいは科学的なコンテンツが冴えないということだ。

我々のメディアへのアプローチに対する身構えを欲求のままにしていると、

コンテンツはしぼむ。

共有とは広く周知したいという思いを孕むからだ。

深みのあるコンテンツは、その理解や読み込みに時間を要する為、

インスタントに広く多くは刺さらない。

それは共有に向かない。

メディアを一括りにせず、

趣向の為か、用途の為かを意識して、

バランス良く情報収集する力を養うべきだと強く感じる。

 
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