はてなキーワード: 池田氏とは
僕は、finalvent氏が運営管理する極東ブログの愛読者だったが、もう購読をやめにした。以下に理由を書きたいと思う。
極東ブログが、管理者(finalvent氏)が承認したコメントのみ表示されるシステムに移行された。極東ブログはアルファブロガーで、アクセスPVも多いと思う。書いてある記事も幅広く、料理レシピから書評までカバーしている。しかし中心は政治関連の記事である。そしてそれらの記事のコメントは、氏に対する反感を露骨に表すコメントが投稿される。
僕は、読者でありながら不快な思いを感じるコメントもあったが、管理運営者のfinalvent氏はもっと不快な思いをされていたと思う。しかし氏の運営の姿勢とブロガーとしての人徳から、コメントスクラムの炎上には至っていなかった。
すでに、池田信夫氏の運営管理するブログは、現在の極東ブログと同じシステムである。池田氏は過去にコメントスクラムによる炎上を経験されている。だから、コメントスクラムの恐ろしさを体験したから、承認後にコメントが表示されるシステムに移行する決断をされたのだろう。
finalvent氏と池田氏の違いはほかにもある。池田氏は実名と所属を明らかにしてブログを運営されている。従って、所属する大学関係者が、氏のブログのコメントスクラムを目にすることもある。所属と実名を明らかにしていることで、仕事とかで不利益をこうむることもあるだろう。
しかし、極東ブログを管理運営するfinalvent氏は匿名のブロガーだ。実名と匿名のリスクを考えるならば、実名にリスクがあることが明らかだ。匿名のブログがコメントスクラムで炎上しても、リスクは限定されている。
匿名というリスクの少なさにあるfinalvent氏が、実名の池田氏と同様の管理運営をするのに違和感を感じる。また実名のリスクを背負ってコメント管理を行わない小飼弾氏もいる。finalvent氏は小飼弾氏もコメント管理をすべきだと主張しているが、それは炎上を恐れる自分と同じ立場に小飼氏を呼び込もうとしているようにうがって思う。finalvent氏は実名のブロガーとして、今回のシステムに移行すべきだった。
あー、本文のほとんどは中山信弘という偉いおじいちゃんの話なので、池田氏なんて下っ端と比べるのは失礼かと。
発言力が違いますよ。
いまはカラオケ法理の判例が積み重なりつつある最中なんですよね。
海外にいる日本人が、日本の番組を録画して見ること自体は、違法とはされていないんですよ。
それを業者を手助けする場合に、その関与の度合いによっては、カラオケ法理が適用されて、業者が著作権侵害になるという話です。
カラオケ法理が万能とは思いませんが、本件でカラオケ法理が適用されること、そしてカラオケ法理を適用すると著作権侵害と認定されることには、妥当性があるように思えます。
詳しくは判決文を読んでね。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080529122138.pdf
池田氏は、これを
彼らは著作権法を口実に使っているだけで、実際には全国で番組が見られるようになったら、県域免許でキー局の番組を垂れ流している地方民放の利権がおかされるからだろう。
とか述べられているようですが、これって、池田氏の単なる推測ですよね。
池田氏は、検証されない推測を混ぜて書かれるので、エントリーに信頼をいまいち置けません。
また、池田氏は地方民放が著作権法に基づいて利益を得ることについて、非難されるつもりなのだろうか?いまいち主張の意図が分からないです。
著作権の存続期間の延長問題については、著作権者が、死後50年から70年の間についても、欧米と同様に儲けられるようにしろ、ということだと思います。まさに池田氏のいう経済的権利を守るための主張でしょう。
だから、池田氏が述べるように、根拠がないとは思いません。
リスペクトなんて方便ですよ。
儲けられるようにしろと主張すると、嫌儲な皆さんがこぞって叩くのは目に見えるような気がしますが(だから、ぶっちゃけて主張していないのでは)。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/9ad59f1a7f3069cac4c09a84652fccbf
「サイバーリバタリアン」の第2回は、永遠のテーマ「実名・匿名」論争である。当ブログでこういうテーマを扱うと、はてなブックマークがいつも大騒ぎになる。そこに群れるお子様たちは、匿名で悪口を書ける(しかも反撃されない)おもちゃを取り上げられるのがいやなのだ。既得権にしがみついて自立できない古い日本人の卑しさを、彼らも受け継いでいるわけだ。
「お子様」とか「古い日本人の卑しさ」とかの文言は、煽りでしょう。
エントリーの後半でgooIDでの自ブログのコメントを是認されているのなら、はてなIDでのはてブコメントも是認されるはずでしょうに。それなのになぜ、asciiの記事のようにはてブ叩きをされるのか。
池田氏のはてブ叩きって、以前も似たようなことを読んだことあって、それから議論が進んでいないので、定期的なルーチンワークに思える。
はてブで昨日の人気エントリーになった、池田氏のエントリー「天羽優子氏の記事についての公開質問状 - 池田信夫 blog」について。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/976e4283567f163f7f92c02cc1e6cddc
そのエントリーに本人のコメントがあるけど、それを読むと、このエントリーは、池田氏がアクセスアップのために仕組んだエントリーじゃないかと思えた。
新記録 (池田信夫)
2008-01-30 15:15:42
きのうのアクセスは、なんと49813PV。火事と喧嘩はブログの華ですね。イナゴもたくさん群れてるようだけど、私はもう興味ない。
これで今月100万PVは確実。去年は約700万PVだったけど、今年は年間1000万PVは確実ですね。本業には何の足しにもならないけど、本業以外の営業には多大な効果を発揮しています。
「私はもう興味ない」って。
自分から騒いでおいて興味がないって、何なのでしょうね。
彼の言ってる内容についての評価は保留として。
わからないのは、叩く側が、彼と「同じ程度のレベル」と認識するであろう意見はネットにはいくらでも溢れている、というか、一番叩きの強まる歴史問題では池田氏の意見は全然先鋭的なものではないし。それに、ここでは便宜的に左右陣営と言わせて貰うが、池田氏を叩いたところで、これ、左側の戦略としてみると明らかに費用対効果マイナスだろう。エントリ上げられるたびに祭りのように叩かれてるこの状況、全く意味がわからない、というか、他の話題だと、全然そのエントリには関係ないのに、明らかに叩きたいだけ的なのがいっぱいいるし、ここまでになる池田信夫ブームって一体何なんだろう。
で、私自身は、池田氏のブログはブログ界全体で考えれば、相対的には全然レベルの高いところに位置すると思ってるので、正直、読み手としては、昨今の池田ブームを迷惑に思う。私は、いくら実名者のブログだからといって、そこまで信頼性を求めないし、信用もしない、ただ実際のところ、「池田信夫を信用する人がいるならば」相対的には他の変なブログを信用されるより、全然マシである、それくらいのレベルは保証してよいものだとは思う。
というわけで、ちょっと静かにしてもらえませんかね、と。まあ、池田氏が潰れないという変な信頼のもとで叩いてるのかもしれないけどね。それとも、池田氏のネットにおける影響はマイナスの方が大きいと判断しての事なのかしらん。
うーむたしかに。
私は名の知れた著名人本人が、一方通行の他のメディアではなくブログを通して、不特定多数の人達と意見交換ができる場所を提供している事がいかにリスクがあって勇気のいる事かと思い、あの日記を書いた。
池田氏の件については、池田信夫ブログは毎日膨大なコメントが来て、彼自身が公開するか非公開か承認しているらしいから、悪質な誹謗中傷ばかり見ていたらああいう感情的な事をしてしまうのかなとも思った。
>あなたのブログにも「あらきけいすけ」と書いてあって、これ自体もハンドルなのか筆名なのかわからないので、グーグルで調べて実名を同定したわけです。
これは確かに一般のネットユーザーの私からしても飛躍しているようにみえる。
だからといって某TV番組で取り扱われてた様な「ネット利用の実名義務化」にしてしまったら、ネットが他のツールとは違う一番魅力的な部分が失われてしまうから難しい問題だね。
mixiにも芸能人の偽者がたくさん出て騒ぎになっていたけど、偽者は偽者だから、いずれ能力にボロが見えてきて淘汰されると思っていた私は甘かったのかな。
例えば、池田氏が、
「紙媒体でもなんでもそうだが、筆者にとってはありがたい読者とありがたくない読者がいて、有益な情報を提供してくれたり、筆者が思わぬ視点から意見を述べてくれたり、あるいは単に励ましてくれるような読者というのはありがたい。逆にどんな内容のものを書いても、揚げ足取りとか、単に内容が気に食わないという理由で筆者攻撃を行う読者というのはいて、そういう読者に出会うと、へこんでしまう。しかしそんなことを言っていると、何も書けなくなってしまうので、前者のような読者に届けと思って物を書き、なるべく後者のことを考えないようにするのが物書きというものである。とは言うものの、はてなブックマークなど見てみると、批判ですらない罵倒のコメントやタグが並んでいることがあり、正直ぐったりへこむ。しんどい。おそらく“見ない、気にしない”が正解なのだろうが、システム的にもそういうものをフィルタリングできるようにすれば、より多くの人がブログを書き始めたり、書き続けるモチベーションを持つことができると思うのだがどうだろうか」
ってな感じで問題提起をすれば、ここまで揉め事になることはなかっただろう。
いや、腰を低くしろっていう話じゃなくてね。
別にネット上のコンテンツに限らずさまざまなコンテンツにおいて、人々、というかわれわれは普通にタグ付けやコメント記入をしているわけで、ひどいゲームのことを糞ゲーといってみたり、どうしようもないスポーツ選手や、政治家やらに向かって新聞読んだりテレビ見たりしながらぶつぶつ言うのは、まあ人の常だろう。はてブはそれを可視化しただけであって、はてブのせいでそれが発生したわけじゃないような気がするんだよなあ。
池田氏の一連のエントリとか、あるいは小倉氏の次の発言とか見ると
匿名の陰に隠れてだらだらと人の悪口を述べるのに便利な各種サービスに漬かっている
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2007/06/post_7777.html
どうもその辺の認識にずれがあって話がこじれているように見えるのよ。「大衆はもともと、いろんなものに文句をつけてる」っていうのは大前提だと思うんだけどなあ。
池田氏は、「自分が誤っていた」とは言わない人のように見える。
それが自尊心からなのか、人格批判とエントリー批判とエントリー内の事実誤認の批判との区別が付かないからなのか、他に理由があるのかは分からない。
はてブに上がった池田氏のエントリー見てると、論理構成が雑だと思う。日本語が下手というのではなくて、論理を裏付ける事実があいまいだったりするところが雑だと思う。だから、はてブコメントでは事実誤認だと突っ込まれるんだけど、池田氏は、人格が否定されたとでも思うのだろうか。
はてブでコメントする人を人間扱いせずにイナゴ呼ばわりするなんて、池田氏のほうが、よほど人格否定してるようだ。
しかしまあ、アルファブロガーの池田氏が、はてブをネットイナゴの発生源みたいなことを言うのであれば、良くない風評が広がるのを回避するために、はてなは、何らかの対策をしたほうがいいのかも知れない。
はてブが対策をしても、池田氏が雑なエントリーをする限りは、池田氏のエントリーに、彼にとって好ましくないコメントが付くのは避けられないと思うけど。
「池田氏の主張は、」anond:20070615150037
基本的に各システムののメリットは抜いて、発生している問題だけ考えてそもそもで言えば、これは陰口をどう扱うかということだと思う。
極端に考える
A:自分の頭の中で罵倒する「○○は馬鹿じゃねえのこのキチガイめ!」
↓
Z:全世界に神の念話能力を使って語りかける「○○は馬鹿でキチガイだよ!」
常識的には、居酒屋でつるんで誰かの悪口言い合うのは「そんなのほっとけよ」で、大通りで街宣車にのって有る事無い事いって回るのは「何とかしなきゃ」でいいよね?
2chは外部の私的掲示板だけど大きすぎるから「大通り」とみなすことが出来るんだろう。でもひろゆきはそう思って無いかもね。
はてブにも、何らかのモデレーションシステムがあってもいい、ということなのだと思う。
私は、そういう提案は、考慮してもいいと思う。
余談だが、池田氏のエントリーは、そういう提案を導くまでの話の途中にツッコミどころがあって、そこを他人からツッコまれるために、提案がなかなか理解されないところがあると思う。
ネットイナゴに襲われるのは質が高いからだというのは置いといて。
ソーシャルブックマークはネットイナゴを生み出す、ネットイナゴが発生するのは好ましくない事だから、はてぶを何とかしろよという池田氏の発言を真剣に検討するHatenaは、tinycafeのブクマしないでよ発言をもまた真剣に検討しているような気がするのだ。
今回の件は実はtinycafeの大勝なのだ。tinycafeは自分がネットイナゴの被害を被ることにより、ネットイナゴをはてぶ上に発生させた、tinycafeという場を食べ終わったイナゴたちは、次のちょっと痛いものを求め続けた。
そして今回の池田氏の発言を引き出す事が出来たのだ。
というお話だったのさ。
あ、これオオツネさんが言ってたことか。
でもこれは、tinycafeがネットイナゴ発生の土壌説だからちょっと違うかな。
しかし、tinycafeはこれでhatenaをも潰す事が出来る。なんという知恵者。なんという大局観を持った上での戦術の使用。自らが囮となり死することでWeb2.0の強力すぎる力を最大限に利用し、Web2.0自身の自重で破滅をもたらす奇計を放った現代版諸葛孔明2.0。
死せるtinycafe、生ける池田信夫(ここはHatenaか)を走らすとはこのことか。
そもそもtinycafe2として蘇る相手、敵として不足は無い。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/582474956f34136b8a62bf7789f91bac
多分原因は
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f0a92ba1bbd8a6510afb2d02b4f79f29
はてなブックマーク - 池田信夫 blog IPアドレスは枯渇していない
http://b.hatena.ne.jp/entry/http%3A//blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/f0a92ba1bbd8a6510afb2d02b4f79f29
404 Blog Not Found:IPアドレスはいつ枯渇してもおかしくない
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50849028.html
この辺だろうね。
自分の専門の部分を足がかりにして、専門外の所でも専門家ぶった所で自爆、というある意味池田氏のお得意のパターン。
子飼氏も同じような事やってるけど爆発しないのは徹底的なスルー力の賜物ですな。
…てことは要するに
だったのか!
http://anond.hatelabo.jp/20070217141514
「その」議論の同一性だけじゃなく、論者の過去の言動を知っていれば知っているほど役に立つ
あー、それをすっぽりと忘れてたわ。
つーことは俺がどっちの論の方が正しいか(all or nothingではなく割合の問題だとは思う。直感だけど。)を判断できないのは、経済学者としての池田氏と同じく山形氏の過去を知らないから、なのかも。
まぁ弾氏がPerlについて語ればそりゃ正しかろう大体は、と思うのと原理は同じかな。プログラミングの場合簡単に追試出来るから(だからハッタリが利かないor間違ってれば明確に分かる)、ってのはあるけども。
最初の山形氏のエントリーを読んで「ほーなるほどねー」と思ったし、それに対する池田氏の反論を読んでも「ほえー、なるほどねぇ」と思った私は、正直彼らの意見のうちどれがただしいのか、あるいはみんな実は正しいのか、はたまた実はみんな間違っているのか、というのは正直分かりません。
…でここでふと思ったのは「実名か匿名かって、実は意見の正当性を判断するのには役に立たないんじゃね?」という事。
無論池田氏が経済学者だというのは知っているので、経済学の先生が言うことだから正しいじゃろう、という判断の仕方は出来るんだけど、だとすると山形氏の意見に納得できるのは何故? とか、仮にこれが「某I氏のblog」なる所に書かれてたとすると俺は果たしてこっちを正しいと言い切れるか? とか思うわけですよ。
でまぁここまで判断に悩むのは、間違いなく俺の知識が足りないのが原因な訳で。逆に言えば知識さえ足りてれば、これがとあるI氏vsとあるY氏の論争でも(つまり匿名でも)どちらの意見が正しいのか判断できるだろうな、と。
要するに、小倉某が言うほど匿名か実名かなんてのは重要じゃない、という事かなと。無論、論者の同一性ってのは保持できないとまずいけど、それは極端な話2chのスレ上でトリップ使っても実現できるしなぁ。
現役ブックマーカー(兼増田住人)の私が書いている分、あまり説得力がないエントリになってしまうことをご了承願いたい。
fromdusktildawn氏が、『アルファブロガーたちの地位争いが優良コンテンツを量産する』という記事の中でこう述べている。
また、ブックマーカーは、経済学の知識のある人の記事をブックマークすることで、「自分は経済学的に正しい記事をきちんと見抜くことの出来る人間なのだよ。」ということを、周囲に示すことができます。もちろん実際には、「単に経済学的に正しいだけで、議論的に見てピントのずれた記事」に肯定的なコメントを残すと、わかっている人たちからは「ああ、そういう人なんだな」と思われちゃいますけど。
同様の理由で、氏の『「誰かがやらなくてはならない生産性の低い仕事」はどこまで本当か?』というエントリに群がったブックマーカーが批判されている。albinoalbinism氏の『見渡せば、はてブはバカばかり』というエントリである。
このような糞下らない記事を得意げに書ける神経が理解できないし、また、現時点におけるはてブの数はまだ78だが、またもや「この記事は納得! カイゼン、カイゼンっと」だの「上手にまとまってる、すごい!」だの言ってるバカが発生していることからすると、今後更にその数は増えて行くのかもしれない。
これらをまとめると
ということになる。そして、「バカでインテリぶりたい」ブックマーカーをいかにひきつけるかがアルファブロガーに求められているのだろう。再び『アルファブロガーたちの地位争いが優良コンテンツを量産する』という記事から引用する。
アルファブロガーたちの行動原理も、これです。池田氏は、山形氏や弾小飼氏がたくさんのブックマークをもらうのを見て、あまりの嫉妬で居ても立ってもいられなくなったのです。
「バカとハサミは使いよう」ならぬ、「ブックマーカーとニュースサイトは使いよう」と言いたいかのような話である。ブックマーカーは自分の欲求に忠実なバカで、それをアルファブロガーは上手く生かしてトップへと上り詰めていく、と言うことだろうか?
ブックマーカーが己の欲求に忠実なことは事実だろう。欲求に逆らって生きている人間など、世の中にはほとんどいない。
しかし、「ブックマーカーはインテリぶりたいからアルファブロガーの記事をブクマする」、と言う話は正直疑問である。なぜなら、それが真実だと仮定すれば『ブログにつまらないことを書かないために知っておくとよい10の心得(前編)』などという駄エントリはなはだしいものをブクマしたりはしないはずだ。この記事をブクマした人は、記事に書かれている内容が役に立つと思ったか、記事の内容に疑問を持ったかのどちらかだろう。見ず知らずの人間が書いた記事に、インテリジェンスなどという概念を感じるわけがない。
また、「理解できているかどうかはどうでもよい」、「ブックマーカーは、題名にすぐ釣られる」、というのは実のところ、普通の人間にとっては必然だろう。100%の理解はありえない。また、考え方は何通りもある。そして、記事を読むかどうか判断する際に、タイトル以上に重要なものはない。
それでも「ブックマーカーはバカだ」と主張する人がいるかもしれない。そうなれば、ブックマーカー、もとい「普通の人間」はバカでクレクレ厨なのだと割り切るしかないだろう。もっとも、大多数の人間をそうやって突き放している人間のほうがよっぽどバカであるようにしか思えないのだが……。
前々から「はてブ衆愚論」などという話が横行していたようだが、何のことはない。至極当然、なるべきしてなった話である。それを嘆く理想主義者がいるとしても、現実は彼らに味方しないだろう。
結果論、ブックマーカーはバカじゃない。もっと誇りを持ってブックマークしていけばいい。そうやってたくさんの記事が紹介されることで、議論は活性化されるのである。ブロガーたちは「ブックマーカーはバカばっかりで相手にできない」とか、「ブックマーカーとニュースサイトは使いよう」とか思う前に、まず自分を支えてくれているブックマーカーたちに感謝すべきだろう。私はそう思う。