はてなキーワード: スリーピングバッグとは
「父さんはあの雲の中でラピュタを見たんだ!」「そうなの!?それなら、この格好で行くの、寒くない?」
「もちろん、着替えるよ。最適な装備を用意してある。」
本気でラピュタを攻略するために必要な装備とは何でしょうか。十分な予算が確保できたと仮定して、パズー視点で装備を考えてみます。
そのような環境でハードに動き回るために、ゴアテックスのジャケットとズボンを用意しましょう。
ゴアテックスは、水を通さず、湿気だけ通す素材です。
(竜の巣を安全にくぐり抜けるために、バックルなどに金属を使っていないものを選びましょう。)
寒さを防ぐため、ゴアテックスのジャケットの下に、ダウンのジャケットをはおりましょう。
ダウンは毛の間に多くの空気をかかえこむので、高い保温効果があります。
ダウンのジャケットの上にゴアテックスのジャケットを羽織ると、空気が逃げにくくなるので、よりいっそうの保温効果が期待できるでしょう。
その下はウールで揃えます。
ウールには、濡れた時に発熱するという特徴があります(湿潤熱といいます)。
アメリカのインビスタ社が開発した素材、ダクロンQDは、その高い吸汗効果に定評があります。
湿度が高い状況で、汗がこもって冷えてしまうことを防ぐために、下着は吸汗効果があるものを選びましょう。
綿などの素材は、一度濡れると乾きにくいので、決して着てはいけません。
寝袋もダウンでいきます。
その寝袋を、ゴアテックスで出来た袋――シュラフカバーと呼ばれます――で包みます。
テントは今回持って行きません。ラピュタの外で寝泊まりするのは安全だと思えないので、ラピュタ内で眠れることを期待して省略します。
ただし、石の床に直接寝るのは冷えてしまうので、空気を入れて膨らむタイプのマットを用意します。
ひときれのパンも悪くは無いですが、なるべく荷物の量を少なくするため、カロリーメイトをかわりに持って行きましょう。
チョコ・フルーツ・メープル・ポテト、味のバリエーションも豊富です。
これはやはり必要です。冒険の途中で大佐とやりあうことを想定して、大振りのものを持っていくといいでしょう。
(※筆者はナイフに詳しくないので、詳しくはわかりません。どなたか教えて下さい)
光量が高く、電池が切れにくいLEDを使ったヘッドランプを入手しましょう。
作業しながら両手を自由に動かせるので、ヘッドランプは便利です。ランタンは今回の冒険には不要です。かさばります。
以上です。
少なくとも、エンディングで言っているような装備では貧弱過ぎて無謀であることがお分かりいただけたかと思います。どこへ行こうというのかね?
寝る気まんまんなのに、食料カロリーメイトだけ?というツッコミがあるかと思います。
ですが、食料を持って行くと、合わせて鍋やストーブ(コンロ)などを持ち運ばなければならないです。