2024-04-27

特にネット上の出版と小売の関係に関する不可解なこと

レーベル作品数が合いません。

マンガmeeというレーベルについて、シーモアとbookliveで作品数が違っています

シーモアは162件なのに対して、bookliveは160件です。

https://www.cmoa.jp/magazine/10555/

https://booklive.jp/search/keyword/k_ids/12687

また、このようなことが起こるのはなぜなのでしょうか?

出版と小売の関係における仕組みを考えると、ある出版社があるレーベルを持っていて、そのレーベル作品をある小売、すなわちこの場合電子書籍提携して売ろうとするとき、「レーベルを売りに出す」のだから、そのレーベルに属する作品全てがその小売先で売り出されることになると思います

ということは逆にいえば、ある電子書籍サイトである作品を見つけたとき、それがあるレーベルのものだったならば、その電子書籍サイトではそのレーベル作品は(特に在庫概念がないので)全て置いてあるはず、と推論されるはずです。

まりそのレーベルを扱っている電子書籍サイトという条件であればどこであっても、そのレーベルについて同じ作品数を保有していることになる、サイトによるそのレーベルに対する微妙ラインナップの違い、漏れがあるおそれを心配する必要がない、ということになるはずです。

しか事実として、上記のように、同じレーベルなのに作品数に違いが生じています

一部の電子書籍サイトだけ見て、「このレーベル作品はこれで全てだ」と思い込んでしまうと、それが誤りであるという可能性があるわけです(今回の場合、162件ですら全てではなく、他のサイトではもっと多くの作品数がある可能性があるということ)。

今回は集英社という大手レーベルということなので、そのレーベル作品を一つ漏らさず知って吟味したうえで読む作品を決めたいという場合でも、公式サイトを見れば漏れなく知ることができる可能性もあります

しか電子書籍サイトレーベルを出しているようなところには、果たして法人格を持っているかも謎で、公式サイトも当然ないみたいな組織もあります

このような場合考慮すると、特定レーベル作品サイトによってあったりなかったりするのは困ります。このようなことが起こるのは素人イメージとしてですが出版と小売間の構造上、一見不可解です。

どうしてこのようなことが起こっているのか、出版構造に詳しければ解説していただけるとありがたいです。

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