2024-03-12

ジェンダー平等桃太郎

むかしむかし、ある所におじいさんと70歳の妙齢女性がいました。

おじいさんは山へ芝刈りに、70歳の妙齢女性は川で洗濯をすることになっていましたが、女性家事押し付けるような前時代行為ジェンダー平等に反するので、おじいさんは山で芝刈りを行った後に川で洗濯を行い、70歳の妙齢女性は家でせんべいを食べていました。

おじいさんが芝を背負ったまま川で洗濯をしていると、大きな桃がどんぶらこ、どんぶらこと流れてきます

その桃を家に持ち帰り、おじいさんが包丁で割ると、中から元気な生物学男性が出てきました。

おじいさんはそれに「桃太郎」と名付けようとしましたが、70歳の妙齢女性ジェンダー平等観点から「桃ヒューマン」と訂正しました。

また、女性育児押し付け行為ジェンダー平等理念に反する、と70歳の妙齢女性が指摘したため、おじいさんが全面的に桃ヒューマンを育てることとなり、桃ヒューマンはすくすくと育ちました。

ヒューマンはその恩に感激し、「僕はおじいさんのために、悪い鬼を退治してきます」と述べましたが、女性活躍と貢献を無視することは深刻なジェンダーバイアスであり女性差別であると70歳の妙齢女性激怒しながら指摘したため、桃ヒューマンは「僕はおじいさんと一人の自立した女性のために鬼を退治してきます」と発言を訂正し、地面に膝をついて不適切表現謝罪することになりました。

その後、桃ヒューマンは3匹の動物と、男女比を均等にするために4名の女性を引き連れて鬼を倒し、金銀財宝を手に入れます

実際に鬼と戦ったのは桃太郎と3匹の動物ですが、ジェンダー学者による分析ではその評価ジェンダーバイアスによるものであり、本当は全員の手柄であり、むしろ女性の貢献の方が大きいということが世間定説になっています

故郷に帰った桃ヒューマンは「おじいさんにこの財宝を差し上げます」と深刻な女性差別的な意見を主張しましたが、ジェンダー平等観点から70歳の妙齢女性と4名の女性が数時間に渡って抗議したため、おじいさんと女性たちの間で、均等に1:5で財宝を分けることとなりました。

その後、70歳の妙齢女性と4名の女性は、末永く幸せに過ごしましたとさ。

めでたしめでたし

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