2024-02-09

AI絵を作り始めて3日間で分かったこ


やりたかたこ

既存版権キャラの絵を作りたかった。

(できた後どこに公開するとかはノープランで、とにかく絵を作ってみたかった)


結論

不可能ではないが、【要求を満たす学習済みイラスト】が大量に必要

この【要求を満たす学習済みイラスト】というのが肝。


検証過程

例えば「黒い髪の女の子が立っているイラスト」を作りたいのなら、

 「黒い髪」

 「女の子(1人)」

 「立っている」

という3つの要素に分解できる。


予めこういった要素と既存イラストを紐づけて、プログラムに大量に食わせる。

プログラムはそれぞれの要素を学習済みイラストから検索抽出していい感じに融合し、

その結果を出力するというのがAI絵の仕組みなので、

各要素に該当するイラストを1枚でも学習済みならAI絵を作成できる。


裏を返せば、要素に対応する学習済みイラストが1枚もなければAI絵は作れない。

版権キャラともなるとディテールが複雑なので、例えば「中が空洞になっており青色で星形の耳飾りを左耳だけに付けている女の子イラスト」を作りたいとする。

この場合プログラムに対して注文する要素は2つ。

1つは

 「女の子(1人)」

で、こちらは学習済みイラストが大量にヒットすると思われるので作成上の問題はない。


問題はもう1つで、

 「[左耳に] { [中が空洞] [青色] [星形] } 耳飾り 」

となる。

「中が空洞」「青色」「星形」はバラバラの要素にしてはいけない。どれも耳飾りに対して適用されなければいけないので1つの要素にしなければならない。

そしてこの耳飾りは左耳だけに欲しいので、結果的に上のような1つの長い要素となる。

この要素を満たすイラスト学習済みである可能性は限りなく低い。


あるとすれば、同一の版権キャラ二次創作イラストを誰かが描いてくれている場合

それも1枚や2枚では足りない。タッチや向きを何十種類も登録しないと実用的ではない。

版権キャラが正面を向いたイラストだけ学習させると、横向きのイラストを作りたいときに要素がヒットしないか、正面向きの学習済みイラストプログラムが持ってきてしまう。

2Dイラストだけ学習されると、3D風のイラストを作りたいときに(以下略)。


要するに、学習イラスト部分的にでも描ける生身の人間様には叶わないシステムだと実感した。


結論(再掲)

既存版権キャラの絵を作ることは不可能ではないが、【要求を満たす学習済みイラスト】が大量に必要である

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