これまで生きてきて(ってもそんなに長かねーが)、最初は苦手だったことが継続的な努力で人と張り合えるレベルまで上達したっちゅうことがほぼないんだわ。
最初やってみて苦手だと思ったことは続けたってずっと苦手だし、初見でうまくできると感じたことはずっと人よりちょっとできるんよ。
自分は運動が苦手で苦手でしょうがなくて、克服したくて中高ってずっとスポーツやってたけど、ずっと補欠のビリケツで、普通にあとから始めた後輩よりも下手くそだったわ。
石の上にも、つって3年つづけた高校バスケなんて試合に出させてもらったのなんて5分くらいしかないし、しかもうちの高校は1回戦敗退が常態のくそよわだったんだよ?しかもサボってたとかじゃなくて、必死に走り込みして、毎日練習してそれだったんだから。苦手な運動だったけど、努力していればマシになると信じてた。けど、結果はロクにうまくもならないし、下手でも先輩として扱ってくれる後輩に対して引け目感じちゃって居心地がよかったわけでもないんよ。あの3年はなんだったんだ。
すぐにあきらめてしまうことを見下す風潮があって、まあ何か成し遂げたいこととかがあったときにすぐに諦めるのは実際良くなくて、ある程度の視点変えをしたり、いろいろ工夫してみたりして対処するべきだと思うよ。だけど「石の上にも3年」ってそういうことじゃなくて、文字通りなんでもかんでも忍耐力とかそこに長くいることさえできればどうにかなる!ってことだよね?それってそんなワケないでしょ。ある程度成功する見通しがあって継続的に労力をつぎ込むのは正解だけど、なんの見込みもないことに対して、努力すればかなう!!なんて世界はそんな甘くないよ。下剋上なんてそうそう起こらないし、起こったとしてもそれは単なる運なわけ。なにかを継続すればするほどその場所での好運に恵まれる確率は上がるはずだけど、それにしたって運頼りってことかい?って話よ。
夢をみるのは勝手だけど、その世界で戦えるほど上達する見込みがないって気づいたらさっさと鞍替えすべきだよ。やっていて楽しくないし、耐えたって実にならないことならおさらばしちゃったほうがいいよね。
賢い子は石の上にも三年と言われてもさっさと見切りをつけるやで
基本そうだと思うけどサッカー見てるとプロ無理だと思って料理人になろうと思ってた選手がたまたま縁でプロなれてそのまま成長して活躍したりとか入団して数年は箸にも棒にも掛か...
おまえ個人の体験を人類全体に敷衍するな
もともと苦手な人なのに目標が高すぎだろう 少しでも上達したらそれでヨシってぐらいの考えでいいんだよ