2023-06-25

今回の反乱はプーチンにとって戦争状態を維持し続けることへの自信喪失の機会となったのではないだろうか。

プーチンの大雑把な考え方としては、このまま継戦しつづけていればいるほど状況は自分に有利になるはずだ、という読みがある。

基本、陣地防衛するほうが軍隊を進行させて占領させるよりかは難易度が低い。

また伝統的にロシア軍は陣地防衛させると粘り強さを見せる。

そしてウクライナ気候条件によるものだが一年中戦い続けなければいけないわけではない。

ゆえに現状の戦線を数年間維持し続けることも決して不可能目標ではない。

また経済インド媒介することで石油輸出は順調に行われているしもちろん中国が強力な支えとなる。

電子部品などの輸入も抜け穴が無数にあり調達可能となっている。

武器生産能力不安はあるものの、深刻なまでの弾薬不足は回避できている。

以上の要素を考えて、戦争状態の維持が出来るであろうという思惑があったはず。

戦争を続けるうちに世界情勢は必ず変わる。

米大統領選はあるし、世界には紛争の種は山ほどある。

いずれはウクライナのことを忘れてしまうような新たな火種燃え上がるだろう。

そういった読みがあったはず。

しかし、今回の足元の騒動

自身の側近が起こした、自身宮廷政治体制の欠陥が生み出した反乱。

このような事態を目の当たりにしたとき独裁者心理状態は如何に推移するのだろうか?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん