冷静に考えれば私が悪い(たぶん)のですが
内側まで移動してつり革に掴まってぐったりしていると、
落とし物でもしていたのだろうかとイヤホンを外してみると
「あなた、私の足を踏みましたよね!踏んだらあやまるのが当然ですよね!」
そう、まくし立ててきました。
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ただ困ったことに私は誰かの足を踏んだという自覚がなかったのです。
「そ、そうですね。」と曖昧な返事をしてイヤホンを耳に戻しました。
私としては会話は終了のつもりでした。
ふと見ると、女性は続けてなにやら喚いていました。
携帯電話をいじり始めたので、
「私はあなたに
あなたが謝らないことに
憤りを感じます」
と
書いてありました。
正しい。確かに正しいことが書いてある。
でも!恐怖を感じました、
続けざまに
「日本人?」
「警察に行く?」
そんな中、運良く駅につきました。
恐怖から逃げるために降りて次の電車に乗って目的地までいきました。
謝らなかったのもすみません。
以下言い訳
自覚しないことで謝っても、
納得しないで一層怒るようなタイプでしょ?
「誠意がこもってない!」とかいうでしょ?
仕方ないと思ってるよ。
足の指が折れるほど踏んだなら自覚するだろうし。
「日本人?」と聞くのは良くないよ。
日本人なら謝るまで攻め続けるの?
差別主義者ととられかねないよ。(違うとしてもね)
自覚がないことを責め立てられたという不条理を感じている増田と、 足を踏まれたのに謝罪がないという不条理を感じている女性の話。