小学校に入る前から「結婚しないし子供は産まない」と思っていた。
成長するにつれて理由は増えていったが、そもそも自分が結婚して子供を産んで育てる人生を歩むという発想がない。これに尽きる。
その後素敵なご夫婦やご家族との出会いを経て、「いい人がいれば結婚や同居はするかもしれない」と考えが変わったものの、「子供は産まない」は頑として揺らぐことがなかった。
一方それとは別軸で、10代後半〜20代前半くらいで、恋愛感情というものが他者に比べてうっっっっっすいらしいということもわかってきた。
誰かと恋人になりたいとかあの人を独占したいとかセックスしたいとかをまるで思わない。
少ないながら交際経験もセックスの経験もあるが、それらを経験した上で、自分の人生には必要ない要素だなと思っている。
自分の場合、上述の通りほぼAセクシャル(非性愛、詳しくは調べて)だから、「子供を産まない」選択との間になんら矛盾が起きていない。
Aセクだから子供を産まない選択をしたわけではなく、まず「子供は産まない」が第一義的にあって、後からAセクとわかってきたので、そこにねじれがうまれなくてよかったなと思う。
もし「誰かと恋愛・結婚したいけど子供は産みたくない」「子供は産みたいけど恋愛・結婚・セックスはしたくない」だったら、その苦労はいかばかりかと思う。
前者は相手(特に男性)が子供を欲しがっていたら意見が対立するだろうし。