・二者択一に対する思考実験でありトロッコの物理的な性質は重要ではない
・回答する人間は世界トップクラスの学歴の持ち主であり人類社会の幹部候補である
・「なにもしないことを選択すれば責任を回避できるのか」は命題に含まれている
・「5人と1人の内訳(終身刑5人vs合衆国大統領1人、他人5人vs肉親1人、等)によって選択は変わるのか」は命題に含まれている
・回答者側が屁理屈をこねて全員助かる道を探すことは可能だが出題者はそれを拒絶することが出来る
・「どのような思考過程を持って選択をするか」が最重要であり結果として生かす人数そのものを問うて多数決をしているわけではない
特に一番最後の「大事なのは途中過程であって、前提条件ごとに正しい結論があるわけではない」こそが本質なのにそこが一番雑に扱われている気がする。