2023-02-10

1人の天才が30年かけて作った“狂気と執念”の映画

マッドゴッド』

 

でもこのコピー嘘じゃんね。

 

1.30年かけて作った

監督フィル・ティペット1990年にこの映画を着想、制作に取り掛かるが

ジュラシックパークの大ヒットを見て、ストップモーションアニメ時代は終わったと感じた彼は製作を中断する。

20年後2012年、周囲の人間背中を押され企画を再始動するためにクラウドファンディングを行う。

着想した時点から30年経っているのは事実だが、20年間製作が止まっていた時期がある。

それを「30年かけて作った」というのは感覚に添わない。

例えば俺が5歳の時に買って作り始めて投げたミニ四駆を65歳のときに見つけて完成させたら

それは「60年かけて作ったミニ四駆」ということになるだろうか、きっと詐欺だと言われるだろう。

 

2.一人の天才が(中略)作った

彼はスタジオを持っており、さらフィル・ティペットを慕うボランティアを導入し制作を行っている。

週末には十数人のボランティアが集まりフィル・ティペットは彼らに「重労働を課した」と述べている。

例えば新海誠が『ほしのこえ』を作ったとき

彼は監督脚本演出作画美術3DCG撮影編集声の出演ほとんどを自分一人でこなした。

それに比べると『マッドゴッド』はコピーが与える印象よりは随分と巨大なプロジェクトに見える。

 

マッドゴッドはストップモーションアニメとしての出来は良いし、何よりデザインが秀逸であり

そこを担当したフィル・ティペットの手腕を疑うことはないが、それでもこのコピーはあまりにも嘘ではないか

日本広告代理店っていっつもこうだよな。

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