30歳になって思う。
人間関係は相性としか言い表せないことが生きているとたびたび出会う。
例えば、その人がどうやって今まで生きてきたか、どうやって現在のポジションを獲得したか
仕事のできる人間には媚びへつらい、仕事ができない人間には冷たく当たる
そうやって生きてきた人間に社会で仕事ができない人間と仲良くなることなどできない。
社会で生きていると、そういう風に生きている人間をたまに見る。
それがダメなわけで全くない。そうやって生きればどんどん出世できるだろうし、仕事も上達するだろう。
ただそれは仕事のできる人間とできない人間の相性という言葉でしか言い表せないものだろう。
思えば、学校では誰とでも仲良くなれるみたいなことを先生から言われたと思う。
(どのように言っていたかは忘れていたが、どんな人でもいいところはあるので探そう見たいな野をやった記憶はある。)
大人になってみれば、そんなのは確実に間違っている。(頭のいい子供ならもうあの時点でなんとなく気が付いていたのだろうか)
子供でも裕福な家庭で育ったものや、貧困家庭で育ったものが対等な形で仲良くなれることはない。
親の職業、家族構成、様々な因子によって、対立するはずなのだ。
学校で教えるべきは相性が良くない人とのコミュニケーション方法だと思う。
例えば、AとBは相性が悪いが、BとC、AとCは相性がいい、そういう場合は、AとBはCを介してAからBへ、BからAへと情報を伝える。
まあこういったものはあからさますぎるのでなかなか使えないのだが・・・