2022-07-11

人が死ね選挙は変わるだろうか

立候補者ではなく開票従事者の話。

夏の選挙で今まで死者が出なかったのは、ただ運が良かっただけだと思う。

空調のない締め切った体育館で、5時間立ちっぱなしで開票作業

蒸し暑くサウナ状態で、みんな汗を流しながら作業している。

飲み物の持参は許されず、水分補給ができたのは終わってから配られたお茶だけだった。

休憩時間もなく、ぶっ続けで作業を続ける。

会場から出るには管理者許可を取る必要があるので、誰もトイレにも行かない。水分補給もできずに汗をかき続けているからかトイレに行きたくなることはなかった。

最初のほうに初めてのポジションに戸惑いモタついていたら、ほかの人に悪態をつかれる。暑くてイライラしていたのか性格が悪いだけなのかは分からない。無駄話は禁止のはずでは。

途中からは暑さと喉の渇きと眠気で朦朧としながら作業

真夜中に解散

風呂に入って全身びちょびちょになった汗を流して、少し眠っていつも通り出勤。

前日に選挙があろうと、月曜の市役所はいつも通り動いている。

寝不足で朝から頭が痛い。選挙の次の日だから業務量が減るなんてことはない。普通に残業する。

開票中は暑さに耐えきれず離脱したくて、ここで倒れることができれば持ち場を離れられるのに、と何度も思った。

でも、倒れたところで問題にはならずに終わるだろう。

開票作業中の熱中症で誰かが死ね開票のあり方が変わるんだろうか。

例えば投票タッチパネルにすれば1票1票手書き投票用紙を確認して集計する必要なんてないのに。

せめて開票は休憩時間を設けて、水分補給をしながらできるように切にお願いしたい。

夜に投票したい人は期日前を利用してもらうことにして、当日は15時ころに投票所を閉鎖してもいいんじゃないか。そうすれば少なくとも夜中まで開票作業従事しなくてもよくなる。

何よりエアコンのついた空間作業させてほしい。人権のある空間開票させてほしい。

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