地方の薄給労働者は大都市にオフィスを構える企業にリモートワーカーとして転職することで、給料を上げることができる。
実際、とあるど田舎の有能ITエンジニアがリモートワークで都内のベンチャー企業に転職してしまう例がでた。
地方の中核都市でIT系専門学校を卒業し、地元の零細IT企業勤務と家業の農作業(実は田植えと稲刈りくらいしかやってない)で日々スキルを磨いた40代のK君は見事転職を果たした。
転職先の給料は500万未満、でもこれでも前職より100万以上増えたそうだ。とりあえずは満足しているそうだ。
私はK君のことをよく知っている。都内の相場観からすると、彼はもっと給料貰ってもいいIT技術者だと思う。
リモートワークが普及すれば、地方の相対的薄給労働者が大都市圏の求人に群がってくる。
私はこれは、人材の有効活用の点や地方創生的な観点からは非常にいいことだと思うが、よくない!イヤだ!と思う人も確実にいるだろう。
企業のリモートワーク離れという話もあるようだが、マネジメントが適切にできれば、大都市圏の企業はトータルで人件費を削減できる。
私は今後、リモートワークは加速的に普及すると思う。
そしてお前らの給料は下がると思う。
リモートワークが普及すれば、地方どころか、インドやベトナムからこぞって求人に群がってくるぞ。