じゃあ、答えるよ。
「私作る人、僕食べる人」以降~今回の「仕事は、楽しみですか」はすべて取り下げる必要がなかったという認識でよろしいか? という質問に誰も答えていない。
食品のターゲット、仕事改善のターゲットに正しくメッセージが届いているなら、ターゲット以外の層から批判されても取り下げる必要がない。例に挙げられた広告はターゲット層から反発されたので企業側としても広告の意味がないと取り下げた。
その点、戸定梨香はターゲットである若い人たちには好意的に受け入れられている。
批判なら自由にしてもいいし、批判が多ければ時代の社会的情勢を読み間違えたとして企業の判断で取り下げる。
今回は、単なる批判や抗議ではなく、議連というルールを作る側、国家側の上位の権力が学術的な根拠もないまま「削除要請」をしたことが問題。
つまり、もし例に挙げられた広告がターゲット層に受け入れられていて、適切な抗議を受けた上で、企業の判断で取り下げなくてもいいと思ったのなら取り下げる必要はない。
しかし、ターゲット層から批判が多かったため取り下げる必要があった。
TPOっていうのはどこかに絶対的な基準があるわけではなく、時代によってどんどん変化するし、同じ時代でも人によってまちまちというのはフェミが一番わかってるはず。
だから広告を出す側は、社会的情勢を読み違えることもある。それに対する抗議はひとつの意見であるべきで、公的な圧力であってはならない。