2021-09-01

格闘技武道)においては体重>>>技術重要という話

この記事では「格闘技の強さを決めるのは第一にパワー、次に技術」ということを話したいと思う。これは実質的に「パワー=筋肉量」と言い換えられる。

格闘技武道について知識の無い人と話してみると、非常に良くある誤解は「格闘技武術というものは、技術を極めた方が強く、技で上回っていれば小さいやつでもデカいやつに勝てる」というものだ。

夢のない話だが、これは基本的に間違いである。


こういう人に吉田沙保里レスリング部の男子高校生より弱い」「ボクシング世界王者井上尚樹と格闘技経験大学アメフト部員(身長180㎝体重100㎏)が喧嘩したらまずアメフト部が勝つ」という事を話すと結構驚かれる。


残念ながら、およその戦う技術というのは否応なくパワーが根底にある。これは「柔よく剛を制す」とか言っている柔道でも例外ではなく、そもそもの体格差技術で覆すには相当の技術差が無いと厳しいのである


からこそ格闘技というのは体重階級を分けているのであるボクシングなんかは特に顕著で、体重が5kg位変わってくると基本的勝負にならない。すこし前にキックボクサー那須川天心体重60kg弱)がボクサーメイウェザー体重70kg弱)とボクシング試合して秒殺されたのは有名だが、あれは技術差もさることながらハナから成立しない体重差であった。別に那須川が弱いわけではないのである


相撲なんかは完全に体重制を廃している珍しい武道だが、一度でも土が付けば終わりという短期決戦だからなんとか成立している競技であって、それでも強い力士は大抵デカい。舞の海はたしか小錦に勝ったりしていたが番付小結限界だった。

  • デヴがなんかいってるぞ😷

  • 体重がどうなのかは知らんけど、大人と子供で試合したら大抵は圧倒的に大人有利の展開になるのは知ってる。 ただ、体格差と体の使い方の上手さの差でそれが来てるのかなって思う。 ...

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