今さら小池百合子に言われなくてもわかるが都内は1日1万人は現実的に射程距離だし、1万人なんかじゃ止まらない可能性は大いにある。
毎日1000人に1人が感染してたら、100人規模の事業所なら数日に1人は出る計算。
現代のやり方だと、自ら予定を立てて止めるのと、突然止まるのではダメージがだいぶ違う。
加工出来ないのに原料が来てしまう。倉庫が溢れる前になんとか加工なり廃棄なりしないとならないが、人が足りない、時間をズラすか、しかし、その時間帯は電気が足りない水が足りない。
加工中だった製品をどうする?食品や医薬品でコロナの感染者が加工した製品を出荷出来るのか?そうこうしてるうちに出荷待ちの倉庫が溢れ、原料倉庫も溢れ、トラック次々くるもどうしようもない。
自社が止まると、納品先も止まるし、原料メーカーも止まる。
みんなトヨタの真似してバッファーを限りなく少なくして効率性を保ってるのだ。
本家のトヨタは平気だろう。そのくらいのトラブルでもビクともしないから世界で無双できる。しかし他のトヨタ生産方式を聞きかじって真似してるところはそうでは無い。
1日たってやっと社長までATMに不具合が報告されるM社のほうが普通で、人が死んでもその日のうちに原因究明してラインを再開するトヨタのほうが異質なのだ。