原発は確かに設計上は安全に作ってあるが、原発を工事するのは高卒中卒である。何も理解せずに言われた通りに作るわけだが、作る過程を監視してる職員もまた、原発とは関係ないところからやってきた(農水省で米の検査なんかをやってた)役人。だから間違いがあっても誰も気づけない。
というか、原発みたいなでかい建設物でヒューマンエラーなく建造するのなんか普通にめちゃくちゃ難しい。
完成した原発の検査をしても、エラーには気づきにくい。しかも検査に来るやつも素人だからよくわからんけど判子を押すばかり。
定期検査の工事をするのも、季節柄ひまな漁師とか。もちろんど素人。
原発の第三者委員会は、通産省の天下りだから第三者でもなんでもない。専門知識のある本当の第三者がいないとやばい。
あと、10年耐久と言われた原子炉を、解体や廃炉ができないから30年以上使っててやばい。原子炉は止めると、冷却用の水で金属が錆びて放射能が漏れちゃうから止めておくことができない。燃料を取り出しても、放射能が減るまでずっと冷却し続けなきゃならないけど電気も作らないのに動かすようなことは電力会社がしたがらない。
みたいなことを書いてて、ちょっと怖くなった。
良く考えたら原発について何にも知らないし、危険か安全か判断するような材料は何もなかった。誰かが安全と言ってるから、危険と言ってるからぐらいの判断で生きてたが、どう考えても非科学的な思考停止だった。反省。