2021-02-12

20年越しのオタクが今更立体グッズに手を出した

もう20年ほど漫画オタクなんだけど、ファッションオタでもあり部屋のインテリアも凝る方なので基本的漫画グッズは買ってこなかった(最近デザイン性を謳うグッズも増えてきてはいるが好みに合わない)。

それが、約2年前に「フィギュアより遥かに手軽だし場所取らないし安いし…」という理由とある作品のアクスタに手を出した。連載当初から応援してきた漫画がついにテレビアニメ化するということで、その先行上映映画に合わせて作られたものだった。

多分、アニメ化記念とヒット祈願を込めての購入だったと思う。当時は真面目と揶揄の両方の意味合いで「光るものがある」と評価されていた作品だ。制作会社は最高のところを引き当てたが、ヒットするかどうかは断言できなかった。まあ、結果はご覧の通りだが。

話を元に戻す。我ながら洒落た室内に突如現れた小さな推しの姿。端的に言って最高だった。インテリアがどうとかどうでもいい、まじで拝んだ。

現在私の部屋には10体ほどのアクスタが飾られており、いい加減埃を拭うのも大変になってきたのでとうとうフィギュアケースを購入した。どうせ買うなら、と奮発してUVカット機能付きのものを選んだ。

先ほどそのフィギュアケースに数々の作品推しを収めた。推しが中で倒れたりしないよう慎重に持ち運び、それまで直に置いてあった棚に収納した。

作業が終わり、真っ先に出てきた言葉が「うちに神棚できたわ」。

再び拝んだ。一瞬「これ榊必要なのでは?」と真剣に考えたほどその姿は神々しかった。

ちなみに今は5000円する受注生産の大型アクスタの発送待ちだ。彼は今最もハマっている推しで、キャラ数がべらぼうに多い漫画の脇役なので可能性は相当低いだろうがもしフィギュアが出たらそれも買う。絶対に買う。

強いこだわりを超えた強い「好き」に出会えた人生を誇りに思う。

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