出生率の話をするならば、とりあえず将来5世代、400年後ぐらいのことは含めてお話してもらわないと困る。
300年もすれば、自然妊娠っていうのはオールドファッションになりますし、少子化は高度に発達した人間工場と孤児院で賄われる。
あと老人も半ばサイボーグみたいになって、ボケることも医学の進歩によりなくなり、もうガチで死ぬまで労働可能になって高齢化とか何一つ問題がなくなる。
というか労働ってものがあまりなくなる。AIロボが結構な数の労働者の代わりになる。そうなるとベーシックインカムでもいよいよ問題がないということだし、労働人口の減少は直接の問題ではなくなる。
そういう将来が見込まれるので、少子化対策っていうのはもっと場当たり的で近視眼的なものであるべきなのだ。
自然減はあるものの500年は滅びも衰退もしない、出生率1.5~1.8ぐらいが目標だとか。
移民で当面の労働力をまかないつつも、国籍は与えないで最終的にはやはり母国に帰ってもらうだとか。
市民の文句があんまりでないよう年金はだましだましそれなりに維持して、保育所と老人ホームの充実に努めるとか。