ひとつ例にとろう
女性がITエンジニアに向いていないという元google社員の文章が問題になったことを覚えているだろうか
その文章に対して、日本のあるブログに以下のような主張をしていたものがあった
この人が言いたいことは、要するにこういうことである
"女性にはITエンジニアに向いていないとされる客観的事実が存在するが、不利とは思わない主観的事実がある"
私はもんもんと考えていたが、これは逆にしたほうがすっきりするのではないかというのは一つ思いついた。
"女性はITエンジニアとして働くのは不利ではあるが、向いていないとは思わない"
この人は、向く向かないを客観的事実から判断し、有利不利を主観的事実から判断して使い分けたのだが
それが一致していないのである
客観的にはこうであるが、主観的には違うというのが成り立つのだろうか?
1+1は2であるが、私は3だと思うということが可能なのだろうか?
基本的に客観的事実をもって主観的な意見へもっていくというやり方が一般的だと思う
これが一致しないと主観的な意見に客観性が存在しなくなってしまうという問題はある