一年ほど前、2週間飲み物以外口にしなかったことがある。仕事のことで病んでしまい、これはもう死ぬか倒れるかして今の状況から逃れるしかないと思い詰めていた。水分摂取は可、固形物は不可、というルールで断食をまるまる2週間おこなった。その時にわかったことを、今後ハンガーストライキをする人のために列挙する。
ーー 自分は普段からさほど食欲がなく、食が細いタイプだったのでこれまで気づかなかったが、言うまでもなく食欲は絶望している人にも等しく訪れる。食べないことを続けるのはかなりの精神力が必要。ちなみに断食中、彼女とカフェに行き、目の前でケーキを食べられた時は殺意を感じた。
・水分だけでも人は長期間生きられる
ーー 水、お茶、ジュースの他は何も口にしなかったが、2週間普通に仕事を続け、一見何も問題なく生き続けられた。土日は彼女とデートしてたしね。もっとも、1週間ほど経ったところで❶首周りが激痛で動かなくなった(このため、左右上下を見たい時は上半身ごと動かすハメになった)ほか、❷寝汗が信じられないくらい出て(シャツを絞るとビチャビチャと出るくらい、最初はおねしょかと思うくらいの量)夜中に目覚めるといった、体調への異変はあった。
ーー 2週間が経ったある日、仕事後に友達の家に泊まろうとしたが、友達の仕事が終わらないので、マクドナルドで時間を潰していた時、なんとなくポテトを食べてしまい、そこであっけなく断食は終わった。仕事に起因する精神的な問題は何も解決してなかったが、それでも人生は続いてしまった。今でも人生をなんとか辞めたいと思い続けているが、人は意外と死なないものだ。
二週間はスゴいなあ 自分は人生に絶望して一週間弱だった 水分摂取したかはよく覚えてない というか水は飲むみたいなルールを最初に決められるような精神状態ではなかった ただ寝て...
断食しててもSEXはできるんだな